「頑張って動いてないと体力落ちるよ〜」
という一般論が頭にこびりついていて、

「…おかしいな、けっこう動いてるはずなのに、うまく力が出ないな」という時に、

「まだ運動が足りないんだな」と、実は疲労困憊の身体を、さらに動かそうとしてしまう人がいる。

＊ ＊ ＊

身体の声がうまく聞こえなくなってしまっている人がけっこういる。

「うまく力が出ないな」は、「もう疲れ果ててるよ…」のサインのこともあるんだよ。

一日中走り回っていた誰かに、そこから「もっと走れ！」とまくし立てるみたいにして、自分にもっと負荷をかける方を選んでしまってない？

楽しいなぁとか、気持ちいいなぁとか、そういう時間になるのかい？ それは。

真一文字に口を結んで過ごす時間ばっかりになってない？

身体、カチカチパンパンじゃない？

しなやかで強いかな？