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僕の日々は。

代表曰く「休みが続いたら体調壊すよな~」。
確かに。その通り。
今日だって、高校時代からの後輩+新生児に会いに行こうと思っていたのに、妙な喉痛と昨日から続いている頭痛のせいで反故にしてしまった。
申し訳ない気持ちでいっぱいな中、可愛い赤ちゃんの写真といたわりの言葉が送られてきてよもや泣きそうになった。
どーして体の調子がワルい時って、心まで調整できなくなっちゃうんだろう。
早く健康優良おじさんになりたい!

規則正しい生活と、つましいぐらいの贅沢がちょうどいいんだと身の丈を知ったのは二十代後半から。
それまでは、オールも平気!だと思っていたけど、よく考えたら神経過敏なため自室じゃないと眠れないだけだった。
朝までハイテンション!でいられたのは、特別感のせいでドーパミンが出まくり、その場を乗り切れていただけ。
社会人生活も着々と積んでいると、健康管理や時間管理の大切さが身に染みてくるようになる。それはすなわち「自分を守るためのルーティン」。
別に誰かの面を気にして規則正しい生活をしているわけじゃない。
結局は「俺は一応きちんと生活できてる」と確認するため。
寝不足で乗り切れるのは1日までだと知っているから、きちんと寝る。
だが、休みの日の前日などはそうはいかない。
特に何も用がない癖に、ぼんやり夜更かししていまう。
そして、気圧の高低も相まって、体調があやしい本日。

夕方頃にようやく使い物になってきた僕は、昨日、一昨日で書いた曲のデモを録音してみた。
「僕らのミクロな終末」にはじまり、「滅びの前のシャングリラ」を読んだ僕は、近頃何故だか”隕石系統”の曲が書きたい!と意気込んでいた。

昨日のスタジオでは時間の関係上、セッションできなかったため、自室にてひっそりとメロディなどを忘れないように記録した。



ほんのり高い鉄の塔、猫達が見上げている。

慌ただしい世界の終わり、僕らにはもう執着がない。

大気は濁り、時の帰り道。

僕らはどこへ行くんだろう?

君は笑ってる。

もう!今だって深く想っているよ。

こんな風に自由になれたことは初めてなのさ。

鮮明に映える夕陽が綺麗。不覚にも。

万策尽きても僕のそばにいて。

鬱蒼と生い茂る雑木林、呼吸をする。

手を繋ぎ空を見る。失ったのは未来だけだ。

小さな光、指さす君。

最期の時を楽しもう。

楽しまなきゃ!

もう何もかもが些細なこと。

しかし何故かこの瞬間を記憶していたい。

透明になって、素粒子になっても、あくまでも。

万策尽きても僕ら共にいよう。

なんて美しい世界の果て。

恐怖心はとっくのとうに吹き飛んでいった!

いくつかの光、遠くの方できらめいて。

地面が揺れる。君は唄う。

「やがて」の日は訪れないよ、それでもいい。

万策尽きたね。君を愛してる。

僕らが選んだ愛を信じてる。


ざっとこんな歌詞。
隕石が落ちてくる予告時間が迫ってきたさなか、二人は”その瞬間”をどうしても見たくて、鉄塔の上に座っている。
人間たちは避難し、困難を極める社会に対し、彼らは手をつないでいる。

そんな光景が浮かんだもので、どうしてか書いちゃった。
最近は「今までなんだったの!!!」ってぐらい順調に曲が書けていて嬉しい限り。
いつ発表するのか、公には出さないかも知れない。
けれど、なんとなく載せたくなったので載せておきます笑

タイトルは「万策尽きて」。
ちなみにこのタイトルも5年前から使いたくてメモしていた。
発想に言語が追い付いてくれると助かる。
それでも表現できない湿気や夕方の寂寥感は音で再現することにする。

そんな感じで、なんとか記事を書けたので今日は消化不良で眠れないことはなさそう。
お読みいただき、ありがとうございました。
ゴールデンウィークも体調崩さない僕でいたいと思います。

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