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【図解1989,1990】資料作成について考えたことあれこれ その2

【ツリー型】資料を作成する時は、まず目的があり、それが資料全体のメッセージにつながる。

そして、資料全体のメッセージはさらに章(複数のスライドがまとまったもの)ごとのメッセージに分割される。

章ごとのメッセージは1枚1枚のキーメッセージ(各スライド上部に記載される主張)に分割され、最後に具体的な根拠としてキーメッセージの下にコンテンツとして図や表、文章などが記載される。


【ツリー型】私は1枚ものの図解を描くのは割と得意だが、まとまった分量の資料を作成する際に手順で迷うことが多い。

これは、資料全体と章のキーメッセージ不在、つまり聞き手や目的は確認しているものの、そこから一足飛びに各スライドのキーメッセージに飛んでいるの理由の1つだと思われる。


資料作成について考えたことの図解、その2です。

私はふだん趣味(ライフワーク)としてnoteに図解を投稿していますが、昨年の夏頃から資料作成のコミュニティ(シリョサク!ラボ)に入っており、説明資料や提案資料などの資料作成についても学んでいます。

以前からボリュームのある資料作成がどうもうまくいかないな……と感じていたのですが、最近「資料作成と章のメッセージ不在」が理由の1つだと気づきました。

もう一つ「今まで学んできた色々な手法がごちゃまぜになって混乱してしまった」という理由もあります

私は元々プレゼン(プレゼンテーション)からスライド作成に入った人間なので、ストーリーについては重視していたつもりだったのですが、一度身につけたものでも期間が空くと忘れてしまうものですね。

そして今思うと面白いのが「この図解とほぼ同じ内容を既に資料作成コミュニティの中で何度か目にしていた」こと。
ただ、その時は今回の私の図解と構図が違ったため、その内容を私がうまく受け取れなかったようです。

「自分の言葉で表現することが大事」とよく言いますが、「自分の受け取りやすい形(構図)で受け取り、表現するのが大事」というのも、また当てはまるのだと感じました。


そういえば「言葉」も「図解」も抽象化すれば「伝達手段」という点では同じですね。

そう考えれば、たとえば同じテーマ(例えば失恋)でも歌手によってぜんぜん違う歌になるのは「それぞれの歌手にとって受け取りやすい形で受け取り、表現している」からなのかもしれません。


本やセミナーでただ学ぶだけでなく、実際に手を動かすと思う通りにできずに落ち込むことも多いですが、今回のような気づきもありますね。

資料作成に限らず、これからも色々な経験を図解にしていければと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。


●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例

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