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マッチングアプリで出会った独身のはずの彼氏が既婚者と発覚し慰謝料を請求した話③(弁護士相談編・法律事務所名あり)


この記事では彼氏が既婚者と発覚した際に貞操権侵害の相談をした際の法律事務所の探し方、実際に私が相談した複数の法律事務所と相談に対する弁護士の見解・費用を紹介します。後者は有料記事です。

個人的には自力で示談交渉する場合でもまずは複数の弁護士に相談した方が良いかと思っています。その上で法的に正しく対応した方が自分の身を守れるからです。また、自力で交渉し示談にした場合でも合意書(示談書)は弁護士もしくは司法書士に作成してもらう事を勧めます。示談書の作成のみでしたら費用もそこまでかからない場合が多いです。

①弁護士(法律事務所)の探し方・ポイント

必ず男女問題に強い法律事務所・弁護士に相談しましょう。弁護士と言っても男女問題の専門かそうでないかで見解が全く違います。

私は男女問題専門や多く取り扱っている法律事務所を検索し、その中でも貞操権侵害の経験がある事務所や貞操権侵害の記事を書いている事務所に相談する事にしました。

個人的には法テラスや一般相談は勧めません。貞操権侵害はまだまだ件数も少なく男女問題に強い弁護士でない限り有益なアドバイスが得られない事が多いからです。貞操権侵害の8割は訴訟にいかず示談で終わると言われており、訴訟及び示談の経験豊富な弁護士の方が有益だと考えました。

同じ法律事務所であっても弁護士によって経験年数や男女問題の取り扱い件数も違うので、見解が違う事もあります。相談する際に経験年数や貞操権の経験がある弁護士をリクエストするのも一つの手です。初回無料相談の事務所もありますが、離婚問題のように多くあるケースの相談の場合は無料でも貞操権侵害の相談は有料の事務所が多く私は全て有料相談でした。

複数相談した結果としてやはり男女問題を専門に扱いかつ貞操権侵害の経験も豊富な年数の長い弁護士の方が頼りになり有益なアドバイスを貰えると感じました。1件だけではなく複数の弁護士に相談して意見を聞き、総合的に頼りになる・自分と相性が良さそうな弁護士に依頼すると良いかと思います。また、弁護士費用も事務所によって様々です。私は途中まで自力で示談交渉し、最終的な交渉と合意書の作成・締結のみ弁護士に依頼しましたので弁護士費用はかからなかった方だと思います。良心的な事務所で費用も想定よりかなり低く済みました。費用面で諦めてしまう方も多いようですが探せば良心的な事務所もあります。

以下の記事の3件の法律事務所のうち2件は対面、1件はオンラインで相談しました。最初は直接行ける距離で弁護士を探していましたが、コロナ禍という事もありオンライン相談を受けている法律事務所も多かったので遠方の経験ある弁護士も探す事にしました。地方の場合は東京近郊より費用や弁護士報酬も低い事もあり、費用面で迷っている方は近隣以外で探すのも良いかと思います。

私のケースは示談で終わり訴訟までいかず示談で終わりましたが、今はリモートでも裁判出来るので訴訟になったとしても遠方の弁護士でも問題なく進められるかと思います。(必ずご自身でも弁護士に確認して下さい)

以下、有料記事の内容です。相談した法律事務所3件の名前とURL、相談料、相談内容に対する見解(想定される慰謝料金額含む)、依頼した場合の費用を記載しています。うち1件は実際に依頼した事務所で担当弁護士名と相手から取れた慰謝料金額と実際にかかったおおまかな弁護士費用を記載しています。2021年初春当時のものですので、現在の費用等は変わっている可能性もあるので依頼する際は直接事務所にご確認下さい。各事務所の依頼した理由・依頼しなかった理由も書いています。ご参考までにHPの無料相談受付フォームから連絡をしたけれども返信がなかった法律事務所(東京)の名前とその際の参考記事も掲載しています。

場所は首都圏2件(対面相談)、首都圏外1件(オンライン相談)です。なお、3件の弁護士事務所全てが証拠が十分に揃っているので訴訟になっても負ける事はまずないとの見解でした。

*2023年4月に下記の2件の情報を追加しました。
1.私が相談に乗った方が利用した弁護士(東京)の情報
2.合意書(示談書)を締結する際に相手に住所や銀行口座と言った個人情報を知られたくない場合のアドバイス

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