2020年の10月──まだコロナ禍の影響で自由な外出がままならないころ、「緊急事態宣言」と、その「解除」の合間をぬって、ぼくは大分県別府市まで飛行機に乗って『温泉マイスター検定』を受験しに行き、

「温泉マイスター」

…の資格を取得しました。

今日ここで紹介するのは、そのときの奮闘記を
ルポルタージュ形式で、『Beyond』というZ世代の
意識高い系な若人たちをターゲットとするネット
メディアに掲載したものであります。

「温泉保養士」「温泉観光士」「温泉観光アドバイザー」…etc.と、「温泉」と名のつく資格はいくつも
ありますが、なかでもメジャーなのは

「温泉ソムリエ」と「温泉マイスター」

…の二つでしょう。

とくに、「温泉ソムリエ」はメディアでも度々（たびたび）取り上げられている注目の民間資格であり、
手軽に温泉についての体系的な知識を得られるため、多くの温泉愛好家からの人気を集めており、資格保有者は全国で1万3千人以上とも言われています。
しかも、「温泉ソムリエ」は、約半日かけて行われる

「温泉ソムリエ認定セミナー」

…を受講するだけ──すなわち、試験なしで資格を
取得できるのが最大の魅力であり、セミナーは全国の主要都市において定期的に開催されています。
受講費用は26400円（税込）。ワインの「ソムリエ」などとは違って、ややこしい受験資格の条件も一切なく、『温泉ソムリエ協会』のトップに君臨する「家元」の講義を一度聞いただけで、誰でも協会から認定証とオリジナルタオル…それに

「ソムリエ」という“ハク”

…をいただくことができるわけです。
西村知美・釈由美子・テリー伊藤・ダンディ板野・
スギちゃん・アントキの猪木（※モノマネ芸人。アントニオのほうではない）…と、芸能人の保有者が多いのも、そのカジュアル感ゆえなのかもしれません。

いっぽうの「温泉マイスター」は、『別府温泉地球博物館』が主催する講習会を受け、さらには筆記試験と実技試験を突破しなければなりません。
「温泉マイスター検定」は年2回──春（2月）と秋（10月）に大分県別府市で開催され、

「温泉関係の資格では最難関」

…とも言われている…ようです。

さて。ここからの悪戦苦闘ぶりは↑のコラムをぜひ読んでいただきたいのですが…ここ数年は、取得した「温泉マイスター」の資格を活かした紀行文も積極的に執筆しております。

なにか専門的な原稿でゼニを稼ごうとするなら…やっぱ、「資格」は無いより持っているほうが断然有利…ってことですな。

以上！

【主な温泉マイスター仕事】