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「自分と相性のいいお酒」を知ろう

「好きなお酒は?」

…と質問されたら、ぼくはいつも

「赤ワインかな…」

…と答えます。すると、たいがいの人たちからは

「お洒落ですね!」
「グルメですね!」

…なんて風に、ちょっぴり皮肉的なニュアンスが込められたリアクションをいただいてしまいます。

でも、違うんですよ! 
ぼくは別にワイングラスをぐるぐる回したり斜めに傾けて下から覗いたりしませんし、口に含んでくちゅくちゅしながら「ベリーの香り」だの「タンニンがどうこう」だの「葡萄品種はアレコレ」だの「コレは常温じゃなく軽く冷やしたほうが〜」だの…とウンチクを垂れることも一切ありません。ただ単に

「赤ワインが一番悪酔いしなくて、
次の日に残らない」

…だけなんです。

逆に白ワイン泡系はけっこう悪酔いしちゃう。
だから、メイン料理がたとえ魚介類であっても、
できるかぎりぼくは「赤」に合わせます。
ちなみに、二番目に悪酔いしないお酒は、
意外かもしれませんが「紹興酒」だったりします。

「お酒(の種類)との相性は十人十色」

──生理学や栄養学から分析する専門的なことはよくわかりませんけど…100%の「正解」は、
(おそらく)ありません。
ゆえに、どんな種類のモノでもかまわないので、
とにかく

「自分と相性のいいお酒」

…を把握しておくことはとても重要です。

たとえば、デートだと“その後”のことまで考えて「酔いの具合」セルフコントロールするのはリスク回避の基本の基──万一、ベッドイン…と、最高のハッピーエンドを迎えたとしても、肝心なコトを致す前に
寝落ちしちゃいました…なんてことになってしまったら、目も当てられません。

ところが、今のご時世は…とくに若い女性は、見た目がライトでカジュアルなのか、白ワイン派が多いんですよね。あと、シャンパンやスパークリングワインといった泡系…ですか?
もちろん、こうした嗜好の女性と同席しながらも我を押しとおして赤ワインに固執するのは愚の骨頂──じゃあ、こんなときはどうすればいいの??? 

そんなとき、ぼくがイチオシしたいのは、
昨今じわじわとブームの兆しをみせている

「オレンジワイン」

…です。ブドウじゃなく「オレンジからつくったワイン」…ではありません。元々はヨーロッパとアジアの境に位置するジョージアで製法されたワインで(※一説によると、起源は約8000年前まで遡る…とのことです)、名前の由来は「ワインの色がオレンジ色に近いから」らしく、別名では「アンバーワイン」
などとも呼ばれています。
(原則として)赤ワイン「黒ブドウの果肉・皮・種(たね)」から製造されるのに対し、白ワイン「白ブドウの果汁のみ」から製造されます。
ところが、オレンジワイン「白ブドウの果肉・皮・種」から製造され、ざっくり言ってしまえば

「白ブドウを使って赤ワインのように製造される」

…わけです。すなわち

「白ワインと赤ワイン、
両方の良さを兼ね備えている
欲張りなワイン」

…でもあり、不思議にもコレだとぼく…白ワインみたく悪酔いしないんですよ。
なお、補足説明ではありますが…「ロゼワイン」はオレンジワインとまったく逆で、「黒ブドウの果肉のみ」から製造──「黒ブドウを使って白ワインのように製造される」ためか、コッチはやはり飲みすぎたら悪酔いしてしまいます。
もしかすると、ブドウの果肉と皮と種には…(少なくともぼくにとって)悪酔いしづらい成分が含まれているのかもしれませんね。

…ってな感じで、オレンジワイン──
ぜひ一度お試しあれ(^^)/

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