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横綱審議委員会稽古総見


 両国国技館で行われた、横綱審議委員会の稽古総見が一般公開されたので行ってきた。主たる目的は、その後に行われる元横綱北勝海(八角親方)の還暦土俵入りである。
 公開は7時から行われていたが、稽古を3時間以上見るのもなあ…と家でだらだらしていたので、国技館に着いたのは10時頃。稽古の時間は30分しか残っていなかった。

■横綱審議委員会稽古総見

1階の桝席は既にいっぱいなので2階に回る。
稽古は下位から行われるので、既に土俵上には大関が上がっている。
横綱審議委員
勝った力士は、次の相手を指名することができるので、勝負がつきそうになると、土俵上にいた力士が声を上げて押し寄せてくる。
稽古の最後はぶつかり稽古。横綱照ノ富士が、大関霧島に胸を出す。
1番終わると動けなくなるほど疲れ切っている霧島。
動かない霧島を叱咤する照ノ富士

■横綱北勝海還暦土俵入り

土俵入りに先立ち、八角親方が所属する高砂一門の呼び出しによる触れ太鼓。
歩きながら太鼓を叩くのは、かなり大変なはず。
横綱北勝海(八角親方)・太刀持ち隠岐の海(君ヶ濱親方)・露払い北勝富士。行司は立行司ではなく、八角部屋所属の幕内格木村要之助だった。
 
こんなのや舞台の準備はありましたが、後援会のみが対象のようで、土俵入りが終わるとあっさり解散となりました。

 還暦土俵入りをするためには、60歳まで存命なのは当然として、協会に残っていなければならないと思われる(Wikipediaによると、北の富士は退職後だったため、ホテルで行ったらしい)。
 この条件を満たす横綱は、これもWikipediaによると

  • 武蔵丸(2031年)

  • 白鵬(2045年)

  • 鶴竜(2045年)

  • 稀勢の里(2046年)

  • 照ノ富士(2051年)

となり、次は8年後の武蔵丸(退職者を含めても2029年の曙)となり、かなり珍しいものを見たということに、今更ながら気づいた。

国技館前には、北勝海でも八角でもなく、落語家林家希林の幟が4本。不思議に思っていたが、真打昇進披露パーティを国技館で行ったらしい。大関清国の息子ですからね。
行こうと思っていたちゃんこ屋が開店前だったので、亀戸餃子を昼食にしました。

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