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女性のネットワーク:聖書をめぐる旅 1/19

1/19(水)
男どもが権力争いをし、神様の計画が途切れたかと思われたとき、見えないところで神様の働きを守り次の世代へのバトンをつないだのは、女性のネットワークでした。歴代誌下22章では、アハズヤの1年王権後に守られた命のこと。詩編129編は、束縛を断ち切る主を考えました。 

歴代誌下22章 

8イエフがアハブの家に裁きを行うとき、彼はアハズヤに仕えるユダの高官とアハズヤの兄弟の子らを見つけて殺した。 更にアハズヤを捜し求めていたところ、人々はサマリアに潜んでいるアハズヤを捕らえ、イエフのもとに連れて来て、その命を絶った。彼らは、「これは心を尽くして主を求めたヨシャファトの子なのだ」と言って、彼を葬った。こうして、アハズヤの家には国を治めることのできる者はいなくなった。
11しかし、王女ヨシェバがアハズヤの子ヨアシュを抱き、殺されようとしている王子たちの中からひそかに連れ出し、乳母と共に寝具の部屋に入れておいた。祭司ヨヤダの妻であり、アハズヤの妹である、ヨラム王の娘ヨシェバは、ヨアシュをアタルヤからかくまい、彼は殺されずに済んだ。


 南ユダの王ヨラムの息子アハズヤの代の話です。彼は、たった1年しか南ユダの王として即位はありませんでした。しかし、彼は主の道を歩まず、偶像礼拝をしていた北イスラエルのアハブの道を歩みました。
彼の最後は、北イスラエルのアハブの子ヨラムを見舞いに行ったときでした。アハブの家を絶つために主に油を注がれたイエフによって、殺害されました。

 この出来事の背景は、
南ユダの家系から救い主が生まれるという預言を阻止しようと
悪魔は、ユダの家系に総攻撃をかけていることにありそうです。
アハズヤの命が絶たれたとき、南ユダの王家の血は絶えたかのように見えました。
しかし、このとき機転を利かせたのが女性たちでした。
王女ヨシェバがアハズヤの子ヨアシュを抱き、乳母と共に寝具の部屋に入れておきました。この乳母とは祭司ヨヤダの妻で、アハズヤの妹です。
誕生したばかりのモーセの命が、救われたのも姉の機転のきいた行動であることを彷彿させます。
悪魔の見えないところで、主の祝福の道は守られています。感謝です!


詩編129編

4主は正しい。 主に逆らう者の束縛を断ち切ってくださる。 シオンを憎む者よ、皆恥を受けて退け。 抜かれる前に枯れる屋根の草のようになれ。 刈り入れても手を満たすことはないように。 穂を束ねてもふところを満たすことはないように。 傍らを通る者が 「主はあなたがたを祝福される。 わたしたちも主の御名によって あなたがたを祝福する」と言わないように。


 「束縛を断ち切る」という言葉に注目しました。
神様は、人間を縛る存在ではなく、自由を与えてくださる方です。
私たちをしばるのは、悪魔の作戦です。
人間の欲望を刺激し、ウソ偽りで「これくらい大丈夫」とほのめかし、罪を犯させます。すると、手のひらを返したように、その人を罪人呼ばわりし責め立てます。そして、ついには自分には価値がないと、本人に思わせるのです。
 あなたは束縛されていませんか?
教会に行っている人こそ、束縛されていると思う方もいるのではないでしょうか。日曜日に礼拝に行ったり、献金をしたり、制約が多いのではとイメージされる方もいると思います。私たちは、人々に仕える自由があり、私たちは悪魔の策略に従わない自由があります。自分を攻撃する人を祝福する自由があります。
 ここでは、主に逆らう者の束縛を断ち切るとあります。主に逆らう人は、私たちを馬鹿者扱いし、主に頼る生き方を弱い者扱いし、自分たちと違うと仲間外れにします。
しかし、主の道ははるかに上にあることを見て、感謝します!


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