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すべてのものを造られた生ける神に立ち返るように 使徒言行録14章15章 2024/4/28

[使徒の働き 14:3]

それでも、二人は長く滞在し、主によって大胆に語った。主は彼らの手によってしるしと不思議を行わせ、その恵みのことばを証しされた。

→二人を用いられたのが、主ご自身であることがわかります。私たちが、何か良いことをすることができたのなら、それは主の働きによります。何か悪いことをしたなら、私たちの罪の影響の問題です。


[使徒の働き 14:15]

「皆さん、どうしてこんなことをするのですか。私たちもあなたがたと同じ人間です。そして、あなたがたがこのような空しいことから離れて、天と地と海、またそれらの中のすべてのものを造られた生ける神に立ち返るように、福音を宣べ伝えているのです。

→福音とは私たちの創造主との和解とも言えると思いました。私たちは人と人の和解ではなく、人がその方ご自身の創造された方と和解することをお伝えしています。宗教ではありません。私たちのアイデンティティを構成する方との出会いをお伝えするのが、福音です。



[使徒の働き 14:21,22,23]

二人はこの町で福音を宣べ伝え、多くの人々を弟子としてから、リステラ、イコニオン、アンティオキアへと引き返して、
弟子たちの心を強め、信仰にしっかりとどまるように勧めて、「私たちは、神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない」と語った。
また、彼らのために教会ごとに長老たちを選び、断食して祈った後、彼らをその信じている主にゆだねた。


→初代教会は、律法を守りなさいではなく、信仰にしっかりとどまるように勧めて、地域教会ごとに長老を立てていました。そして、彼らを主ご自身にゆだねているところが、特筆すべきところです。すなわち、私たちの教会も主ご自身にゆだねられています。



[使徒の働き 15:7,8,9,10,11]

多くの論争があった後、ペテロが立って彼らに言った。「兄弟たち。ご存じのとおり、神は以前にあなたがたの中から私をお選びになり、異邦人が私の口から福音のことばを聞いて信じるようにされました。
そして、人の心をご存じである神は、私たちに与えられたのと同じように、異邦人にも聖霊を与えて、彼らのために証しをされました。
私たちと彼らの間に何の差別もつけず、彼らの心を信仰によってきよめてくださったのです。
そうであるなら、なぜ今あなたがたは、私たちの先祖たちも私たちも負いきれなかったくびきを、あの弟子たちの首に掛けて、神を試みるのですか。
私たちは、主イエスの恵みによって救われると信じていますが、あの人たちも同じなのです。」


→ここに大きな変革の歴史が刻まれています。人は律法を守ることで救われる時代から、イエスキリストを信じることで救われ、そして聖霊を受けて神様と共に歩むという時代に突入しました。
DoingとBeingの違いです。イエスキリストの血による新しい契約です。

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-3号

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