見出し画像

「ただ主にのみ仕えなさい」サムエル記上7章8章~ちょびっと聖書  a little Bible


4/13(木)
<気づき>
サムエル記上7章
・3サムエルはイスラエルの家の全体に対して言った。「あなたたちが心を尽くして主に立ち帰るというなら、あなたたちの中から異教の神々やアシュトレトを取り除き、心を正しく主に向け、ただ主にのみ仕えなさい。そうすれば、主はあなたたちをペリシテ人の手から救い出してくださる。」

・10サムエルが焼き尽くす献げ物をささげている間に、ペリシテ軍はイスラエルに戦いを挑んで来たが、主がこの日、ペリシテ軍の上に激しい雷鳴をとどろかせ、彼らを混乱に陥れられたので、彼らはイスラエルに打ち負かされた。
 サムエルがとった戦略は、強い軍隊や優秀な戦士を育てることではなく、偶像を取り除き、主の道をまっすぐにすることでした。主こそ、万軍の主であり主の軍隊によって、ペリシテ軍が敗走しました。ここに、信仰が必要になります。神様は人間が考えることをはるかに超えて、事を成してくださる方です。

・12サムエルは石を一つ取ってミツパとシェンの間に置き、「今まで、主は我々を助けてくださった」と言って、それをエベン・エゼル(助けの石)と名付けた。
 黙示録2:17に出てくる白い小石を連想しました。エベン・エゼルが置かれたところが、敵との境界となり守りとなっています。


サムエル記上8章
・7主はサムエルに言われた。「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。
 7章の主による勝利を得ているにもかかわらず、民が求めたのは目に見える人間の王でした。サムエルは民に警告します。王を立てるとは、軍隊を持たせる権能や税を徴収する権能を与えることであり、自分たちが王の奴隷になることである、と。それでも民は、王を求めました。これは、神様の目からみると反逆にも見えます。ただ、ここで神様は民の意向を聞き入れます。

<祈り>
天のお父様、サムエルによって主の道がまっすぐにされ、民が自分たちの軍隊ではなく、主の軍隊によって守られる体験をします。ある意味超自然の働きです。これは、主がイスラエルの王なる方であり、主の軍隊によって守られたことです。しかし、時が流れ民はこのことを忘れ、人間の王を求めます。私たちは、恩義を非常に忘れやすく、目に見えるものだけで物事を判断しがちです。初めの愛に立ち返ること、そして超自然の世界に生きておられ、私たちの王として守ってくださっている主に祈り、今日も生きられることを感謝します。主よ、あなたの視点で物事を見、主にあって宣言し、御心を行うことができるように導いてください。

~ちょびっと聖書  a little Bible
※「ちょびっと聖書」は、毎日2章読みながら気づきと疑問を書き進めております。
※本日は、目を止めていただきありがとうございます。聖書の言葉は人生に大きな変革を起こす種です。また、お会いできると幸いです。
※神様、イエスキリスト、そして自分のことを見つめなおす「4つの法則」をご案内します。 https://www.japanccc.org/4sl/

<関連資料>
エベン・エゼル:聖書をめぐる旅 8/26|荒野みちを|note
主ではない王:聖書をめぐる旅 8/27|荒野みちを|note
その日には:聖書をめぐる旅 4/13|荒野みちを|note

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?