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あなたの頼みでは:聖書をめぐる旅 3/11

3/11(金)
今日は東日本大震災の日です。家族を失われた方々のために、慰めをお祈り申し上げます。家財の全て、そして家族も失った被災地の復興の歩みは、荒れ野に道を敷く作業だったと思います。突然の不幸と病気におそわれたヨブ記に重なります。 


ヨブ記4章 

3あなたは多くの人を諭し
力を失った手を強めてきた。
6神を畏れる生き方が
あなたの頼みではなかったのか。
完全な道を歩むことが
あなたの希望ではなかったのか。
17「人が神より正しくありえようか。
造り主より清くありえようか。
18神はその僕たちをも信頼せず
御使いたちをさえ賞賛されない。
19まして人は
塵の中に基を置く土の家に住む者。
しみに食い荒らされるように、崩れ去る。
20日の出から日の入りまでに打ち砕かれ
心に留める者もないままに、永久に滅び去る。
21天幕の綱は引き抜かれ
施すすべも知らず、死んでゆく。」

 ヨブ記を読むときに、どの立ち位置で読んだらいいのか迷います。ヨブに感情移入したときには、友の言葉は理路整然としすぎて、寄り添っているわけでないなあと思います。
逆に、友に感情移入すると、ヨブの今までの歩みや考えを足掛かりに、神様と人間の違いに気付かせているとも思います。
 ヨブ記は、どの立ち位置にたったらよいのでしょうか。
悪魔の策略に陥っているヨブに、何が必要なのでしょうか?
友でしょうか、励ましの言葉でしょうか、それとも、、、?
 ヨブが一番求めているのは、創造主なる神様とのつながりではないかと思いました。財産がなくなる、家族がなくなる、思い皮膚病にかかる、とんでもない不幸がヨブを襲っていますが、それ以上に神様との断絶が彼を苦しめているように思います。
現実の世界がどんなにひどくても、神様とつながっていると
そこは、パラダイスにもなります。
イエス様と十字架につけられた囚人も言っていました。
しかし、神様とのつながりがないと、どんなに素晴らしい花畑でも
呪いの場所にされることもあります。
 

箴言30章

24この地上に小さなものが四つある。
それは知恵者中の知恵者だ。
25蟻の一族は力はないが
夏の間にパンを備える。
26岩狸の一族は強大ではないが
その住みかを岩壁に構えている。
27いなごには王はないが
隊を組んで一斉に出動する。
28やもりは手で捕まえられるが
王の宮殿に住んでいる。

 アリのチームワークを学ぼうと調べていると、
すべてのアリが働いているわけではないという記事に出会いました。
 よく働くアリ 2割(食料の8割を集める)
 働くアリ 6割(食料の2割を集める)
 働かないアリ 2割
それでも、アリの家族は生活が成り立つところが、創造主の作品だと思いました。リーダーがいないのに、やるべきことをやり、助け合って命を守っているところから学びたいと思います。


29足取りの堂々としているものが三つ
堂々と歩くものが四つある。
30獣の中の雄、決して退かない獅子
31腰に帯した男、そして雄山羊
だれにも手向かいさせない王。

 足取りの堂々としたものの一つに
腰に帯をした男、とあります。
神様の武具には、救いの兜、正義の胸当て、真理の帯、そして福音を宣べ伝える靴があります。
真理の帯の真理とはイエスキリストのことです。
イエスキリストを帯としている者は、堂々としている。
ハレルヤ!です。
現在、過去、未来、主を信じた者にはこの全ての時間に、主が共にいてくださることに心から感謝したいと思います。

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