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ただひとつの日:聖書をめぐる旅 8/11

8/11(木)
 今朝の札幌はよい天気です。今日は山の日ですね。
聖書の中にもオリーブ山が出てきます。その日と呼ばれる日に、主が立たれる場所です。被造物は喜び踊る日と想像します。

ゼカリヤ書13章

1その日、ダビデの家とエルサレムの住民のために、罪と汚れを洗い清める一つの泉が開かれる。
7剣よ、起きよ、わたしの羊飼いに立ち向かえ
わたしの同僚であった男に立ち向かえと
万軍の主は言われる。
羊飼いを撃て、羊の群れは散らされるがよい。
わたしは、また手を返して小さいものを撃つ。
8この地のどこでもこうなる、と主は言われる。
三分の二は死に絶え、三分の一が残る。
9この三分の一をわたしは火に入れ
銀を精錬するように精錬し
金を試すように試す。
彼がわが名を呼べば、わたしは彼に答え
「彼こそわたしの民」と言い
彼は、「主こそわたしの神」と答えるであろう。

ゼカリヤ書14章

1見よ、主の日が来る。
かすめ取られたあなたのものが
あなたの中で分けられる日が。
3戦いの日が来て、戦わねばならぬとき
主は進み出て、これらの国々と戦われる。
4その日、主は御足をもって
エルサレムの東にある
オリーブ山の上に立たれる。
オリーブ山は東と西に半分に裂け
非常に大きな谷ができる。
山の半分は北に退き、半分は南に退く。
6その日には、光がなく
冷えて、凍てつくばかりである。
7しかし、ただひとつの日が来る。
その日は、主にのみ知られている。
そのときは昼もなければ、夜もなく
夕べになっても光がある。
9主は地上をすべて治める王となられる。
その日には、主は唯一の主となられ
その御名は唯一の御名となる。
12諸国の民がエルサレムに兵を進めてくれば
疫病で主はそのすべての者を撃たれる。
肉は足で立っているうちに腐り
目は眼窩の中で腐り、舌も口の中で腐る。
12諸国の民がエルサレムに兵を進めてくれば
疫病で主はそのすべての者を撃たれる。
肉は足で立っているうちに腐り
目は眼窩の中で腐り、舌も口の中で腐る。
20その日には、馬の鈴にも、「主に聖別されたもの」と銘が打たれ、主の神殿の鍋も祭壇の前の鉢のようになる。 21エルサレムとユダの鍋もすべて万軍の主に聖別されたものとなり、いけにえをささげようとする者は皆やって来て、それを取り、それで肉を煮る。その日には、万軍の主の神殿にもはや商人はいなくなる。

 ただ一つの日、それはキリストが地上に来られて統治する日です。エルサレムに全世界から集められた敵も、主によって滅ぼされます。そして、人間による統治から、主による統治が始まります。
 太平洋戦争に負け、アメリカ軍による統治を受けた日本は戦後77年を迎えました。GHQが占領したのは1945年から1952年の7年間ですが、その後もアメリカの影響は大きく日本にのしかかってきています。先日広島の原爆投下の式典をテレビで見ていました。軍隊が軍隊を攻撃するのではなく、軍隊が民間人を攻撃することの正義はどこにあるのか?これが民主主義をとなえる国が他国にすることなのか?・・・なんとも言えない理不尽さがこみあげてきました。しかし、再び世界がきな臭くなった時に、アメリカとの関係が他国から日本を守る傘になっているとも言えます。理不尽の中にあっても、日本はなんとか生きる道を模索し、今があると言えるのではないでしょうか。
 聖書が語る終末では、悪い羊飼いが罰せられます。また、人口が今の1/3になるほど人々が精錬されます。そして、最後には主ご自身が敵と戦われて、エルサレムの東オリーブ山に立たれることが書いてあります。人間の統治から、主ご自身による統治へと変えられます。その唯一の日のことを、ただ一つの日と表現しているのだと思いました。その日は、朝も夕もなく、主ご自身の栄光が輝いています。馬につけられた鈴に「主に聖別されたモノと」書かれ、鍋も聖別されたものになります。私のような普通の人間も、主によって聖別されたモノと変えられるところに、希望があります。

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