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地方に移住して6年目

福岡県八女郡広川町に移住して早くも6年目を迎え、当時と比べて随分と変わってきたなぁと感じることが多くなったのでここに記録しておきたいと思います。

地域おこし協力隊が移住のきっかけで移住し、当時は関東出身の人があまりにも少なく、車のナンバーも相模ナンバーだったので、スーパーの駐車場で話しかけられたり、話をしても関東のことばを珍しがられたりしていました。ほんとに。
そして町内だけでなく、近隣の市町村も同じく若者が少なくて、20代らしき人間が歩いているだけで「どこの子?!」となっていました。

しかし!

現在、広川町周辺では、地元出身の若者が地元に戻って会社を起こしたり、なぜか新築の家がポコポコと町内にも建ち始めています。
町長も若手に世代交代したりと、この6年で様変わりしている広川町と周辺市町村。
もう20代の皆さまが歩いていても気にする人は誰もいません。
協力隊もしていてわかったことは、地域が活性化するということは、誰かが起こすことではなく、その地域の人々の意識の変化によるものでしかない、ということ。
そして、新しい意識と昔からの意識を混ぜてしまうとよくなくて、混ざらない様にマーブル状にして共存することがベストだということ。

これから地方の地方移住を希望している方や協力隊に参加する方は、すでにそこに住んでいる先輩方の情報をできるだけ多く収集することをオススメします。6年前と比べてもかなり移住者が全国的に増えていると思いますので容易に入手できるのでは。あと、移住してきた方は皆さん例外なく優しいです。不思議です。

今は仕事もオンラインを使う事ができたり、LCCもあるのでどこからでも容易に遊びに行くことができたりと、移住のハードルがかなり下がって良い風潮だなと感じる今日この頃です。

地方都市や田舎以上都市未満、自然豊かな山の中、などグラデーションで自分に合った環境を選び、自分にとっての豊かな生活が可能になりつつある時代です。我慢しないで自分の生き方を模索してみてはいかがでしょうか。

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