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じつは欧州で電気自動車はガソリン車を喰っていないのだった!

自動車業界は世界的に電動化(簡単にいってしまうと電気自動車シフト)が進んでいるというイメージが強い昨今。たしかに欧州に強い調査会社であるJATOのデータによると欧州主要地域でのプラグイン電動車(電気自動車とプラグインハイブリッド)のシェアは確実に高まっております。

くわしい数値はリンク先でご確認いただきたいのですが、2020年から2022年までの3年間で4月の新車販売におけるプラグイン電動車のシェアは次のように増えているのでした。

プラグイン電動車販売シェア
2020年4月:11%
2021年4月:15%
2022年4月:19%

では、そのぶんガソリン車が減っているのかといえば、さにあらず。ガソリン車のシェアは以下のようにほぼ変わらず推移しているのでありました。

ガソリン車販売シェア
2020年4月:58%
2021年4月:59%
2022年4月:59%

電動化ムーブメントの強いイメージに引っ張られていると、ハイブリッドを含むガソリン車に注力しているメーカーは「オワコン」に見えるかもしれませんが、現実的にはガソリン車は変わらず売れているといえるのであります(あくまでシェアの話)。

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