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福祉コミュニティ学科卒業式と卒業生の活躍

3月15日、山梨県立大学の学位授与式(卒業式)が執り行われました。
 社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士としての専門的な知識と技術、倫理観を身につけた福祉コミュニティ学科の学生たちは、公務員福祉職(児童相談所や福祉事務所等)や児童福祉施設などにおいて、人間を支える専門職として、旅立ちを迎えました。
 学生たちを支えてくださったご家族の皆様に、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
 社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の使命は、様々な困難を抱える人々を誰も取り残さない、多様性を尊重する共生社会の実現です。専門職として、社会貢献や支え合うコミュニティづくりを実践していくことが期待されています。
卒業生の皆さんの、それぞれの分野でのご活躍を心から祈念しています。

【福祉コミュニティ学科卒業生の活躍 人間と社会を支えるプロフェッショナル】

 先日、伊藤健次先生のゼミの卒業生である大蔦美樹さんが、キャンパスに遊びに来てくれました。
 大蔦さんは長野県出身で、2018年3月に社会福祉士と介護福祉士の資格を取得して卒業しました。卒業後は6年間、社会福祉協議会で勤務してきました。転居にともない、2024年4月より、地域包括支援センターの生活支援コーディネーターとして新たなスタートを切りました。
 社会福祉協議会は、地域福祉やまちづくりを推進する非営利の民間組織です。地域包括支援センターは、地域の高齢者と家族に対する総合相談、権利擁護、支援体制づくり、介護予防を行う公的機関です。社会福祉士や保健師等が相談等を担っています。福祉コミュニティ学科の卒業生は、各地でこれらの分野を含めて活躍しています。
 卒業生たちは在学生の実習への協力や、社会福祉士や精神保健福祉士等の国家試験の勉強方法を伝授する機会もあります。卒業生との暖かな交流も私たちの学科を支えています。

福祉コミュニティ学科SNS担当
写真は、卒業生の大蔦美樹さんと、伊藤健次先生