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ごめんなさい(2023.08.01)

昨日の記事を書いて、私はマミーポコの「BIGより大きいサイズ」を間違って買ってしまった事についてずっと考えていた。

そして朝イチ、私は起きるなり、子供たちの水筒を用意している妻のところに行って、マミーポコを間違って買ってきた件について謝った。きちんと、「すみませんでした」と謝った。「すみませんでした」と言ったあとに、よりカジュアルで親しみのある「ごめんなさい」とか「ごめん」もさりげなくも織り交ぜて、あらゆる謝罪をした。

すると妻、「買ってしまったものはしょうがない。使うしかないでしょう」と、私の謝罪を受け入れてくれた。優しい。

私は気が軽くなって、一日を気分よく過ごす事が出来た。素直に謝って良かったと思った。そして私も何かあった時、なるべく相手を許そうと思った。

これって素晴らしい「正の連鎖」じゃないかと思う。この「正の連鎖」が続いていけば、戦争なんて起きないのだ。

そういえば先日コンビニに車を停めてしばし休んでいたところ、ガツンと音がした。見ると、すぐ目の前でダベっていたモテなさそうな男子高校生の自転車が倒れて私の車にぶつかっていた。

あっちゃーとか言って車から出た私。男子高校生はしまったなぁという顔をしている。私は傷がたいしたことないのと、男子高校生の自転車が無事なのを確認して、男子高校生を許した。「気ぃつけなよ」とか言って。男子高校生はすみませんでしたと言って、申し訳なさそうにしてどこかへ行ってしまった。

この時私が何を考えていたかというと先述した「正の連鎖」に他ならない。許された男子高校生は次にどこかで誰かを優しく許すと思うのだ。そうして世の中が少しだけ良い方向に向かう気がするのだ。

これは幻想かもしれない。しかしこの世の中は幻想と雰囲気でできている。景気なんてその最たるものだ。僅かな人だけでも「世の中って悪くないかも」と思えれば、確かに世の中はちょっと良くなるのではないかと思うのだ。

そうしていつかこの世から戦争がなくなれば良いと思う。


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