登山家バイト日記(プロとしての商品目線を磨く)
17年もの社会人生活を経てからのバイト。
いくら学生時代にアルバイトの経験があるからといっても、もう20年前の話です。いや、それ以上か・・・
数日間バイトを経験した率直な感想はというと、めちゃくちゃ楽しいです!
普段ならば客として訪れる登山ショップでバイトする。金があれば、無制限に購入してしまうほど大好きな登山用品に囲まれる。
最高の気分です。
とはいえ、ショップ店員として店に立つ以上はプロであり、甘えは許されません。
一刻も早く戦力となって売り上げに貢献せねばならない、という焦りももちろんありますが、それよりももうワクワクが止まらない 笑
実は、入社前までは即戦力として働く自信はありました。何しろ客として何度も訪れている店なので、どの棚になんの商品があるか、なんてことは概ね把握しています。商品についても大体は説明できます。
そもそも自分で所有し、実際に山で使っているものを説明するわけですから、はっきり言って簡単です。
でも・・・実際にお客様に説明してみると、意外にも説明が難しいことがわかりました。
たった1つの商品をとってみても、お客様の目線は違います。例えば、寝袋です。テント泊を伴う登山では必須の登山用品ですが、通気性や保温性、収納性が寝袋を選ぶ上での主なポイントです。
しかし、お客様はそれとは全く異なるポイントで寝袋を選ばれる場合もあるのです。色や形、手入れのしやすさなど・・・
どんな目線からでも、ちゃんとその商品について説明できなければならない。私にはまだまだその点が足りません。
現在、私は登山靴コーナーを担当しています。登山靴は、登山するものにとって極めて重要なもの。これをキッチリ理解するにはもう少し時間がかかりそうですが、貪欲に知識を吸収していきたいと思っています。
「登山靴のことなら、あいつに聞けば間違いない!」
そう言っていただける日を目指して!
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