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子どもの頃からのインドア派で、たとえば、時間がたっぷり有り余っている小学生時代の夏休みでさえ、他のみんなは学校の校庭で遊んだり、友だちの家に行ってゲームをしたりしているなか、僕は連日自分の家にいてテレビを見たり本を読んだりしてました。

家にいることが楽しく、安心なこととして育ててくれた親や祖母には感謝しかないのですが、そういうわけで僕は30歳になったいまでも家にいることが大好きです。

家にいて、いろいろやることも好きなんだけどそれ以上に、なにもやることのない1日をただダラダラと過ごすのが好きなのです。満足するまで寝て、気が向いたら起きてご飯を食べ、本を読むでもなく、映画を見るでもなく、ボーッと。


だから、数ヶ月続いている外出自粛の期間もけっこう楽しみながら過ごせたなぁという実感があります。

でも、「外に遊びにも行けるけど、家にいる」のと「家にいなければならない」のとではずいぶんと心持ちが違うものだな、ということも感じました。

「自由」というのはその活動領域を外へ外へどんどん押し広げていくことではなく、社会的なルールとして建てられた柵の内側で、どれだけ伸びやかに細やかに遊べるかという能力である、みたいなことはどこで読んだのでしょうか。

でもまさに、そういうことだよな、と思います。

僕は、外に出ることを禁止(もう、自粛要請とかいってても実質的な禁止だよね、あれ。)された状況でも、家の中でかなり自由に遊ぶことができたなあと思います。僕自身の属性に救われた。


みなさんにシェアするのは、その遊びのひとつの成果物です。

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