禿げたおじさんたちに思うこと
癖なのかもしれないが、新幹線に乗った時、飛行機に乗った時..
前に座っている人たちの後頭部をよく見てしまう。
もっさりふわふわヘアの人もいれば、スキンヘッドもいるし、天然パーマでアフロみたいな人もいる。
髪って、その人の性格や生き様をよく表していると思いませんか。
例えば女性であっても、髪を巻いたりヘアオイルでウェット感を出したり、様々な工夫を凝らす人たちもいれば、切りっぱなしのボブや無造作ヘア、自分で髪を切るという人たちもいる。
人の髪型を見てああこの人はおしゃれに気をつかっているんだなとか、この人はなんだかバリバリ働いてそう。とかなんとなくイメージができるわけで。
禿げたおじさんたちもそのうちの一人だ。
私はこれまで何人も頭の禿げた人を街中で、デパートで、駅で見かけてきた。
大半がスーツを着て忙しそうに働いているおじさんたちだった。
だから私の中で禿げている人はおじさんで、せかせかと忙しそうに働いているイメージがある。
薄毛(ハゲ)の原因の9割は遺伝と密接な関係があるらしい。。。。。。。だから禿げてしまっても大体は遺伝のせいなんですね。
おじさんたちは悪くない
まあ、、実際髪の毛薄くなってきたら相当ショックだろうけど..
世間からはよく笑いのネタにされてる禿げだけど、誰しもなりたくてそうなったわけじゃない。遺伝のせいだと考えると、そんな理不尽に屈せず、生きるために毎日働いているおじさんたちは強いなと思う。
なので、
禿げたおじさんたちには、私たちには量り知れない、死滅していった毛根分だけの努力と涙がある。と思う。
そして時々、かつてはそこにあっただろう過去や、頭からビシビシ感じるその人のヒストリーを知りたくてたまらなくなる。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?