映画「タリーと私の秘密の時間」

シッターサービスのキッズラインさん主催の試写会で映画「タリーと私の秘密の時間」観てきました。
公式サイト http://tully.jp/

嗚呼、18キロ増量のシャーリーズ・セロンの産後太りボディのリアルさよ…。深夜に新生児泣く、電気つけてオムツ替えて授乳して、また泣く、電気つけてオムツ替えて授乳して…の繰り返し&上の子が散らかしたブロック踏んで痛!ってなるけど片付ける気力もわかない日々の描写のリアルさよ…。

繰り返される深夜のシーン。一切誰の助けも入らない、孤独感がやばい。

特に子供の夜泣き対応しながらひとり深夜テレビを見つつ、スナック菓子を死んだ魚の目でムシャムシャ食べるシーンは辛さしかない!
今まさに乳児と幼児を育てる自分には共感度高すぎて危険な作品でした。

映画のテーマとしては、人を信頼して母親自身も自分をケアする(ケアされる)ことの大事さ!なのかな。ケアを受けて主人公がだんだん明るさを取り戻してく姿には希望がありますが、そのあと割と強烈などんでん返しがあり、唸りましたね。

これ、将来子供欲しいと思ってる未婚の子が観たらどう思うんだろう。ぱっと見「絶望がテーマですか?」ってかんじのアレなのですが。だってあんなシッターさんおらんやん普通!産褥シッターさんが日本でももっと一般的になればいいのになぁ。
そこは今回試写会を主催してくれたキッズラインさんに期待したいところ。

しかし、昼夜問わずの乳児の世話でやつれた顔で寝室に来た妻に目もくれず、ヘッドホンしてゲームをやり続ける夫の姿がまたリアルだなぁー?!ぁあん?!ってなりましたね。はは。

たぶんいっしょに暮らしてても、大多数の夫は妻たちのあの深夜の孤独感を理解していないと思う。

そういう意味では、母親よりも父親に観て欲しい映画かもなぁと思いました。
(母親には場合によってはショックが強すぎる気が…。)

どんでん返しの内容を反芻したいので、もう一回観たいなー。

シャーリーズ・セロンの体格がほんとにリアルだった…。

#キッズライン #タリーと私の秘密の時間

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