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やりたいことを自分に聞いてみたら、こうなった。

最近、なんの使命感なんだか分からないのですが、役者が芝居を継続出来る環境づくりに、目下取り組んでおります。

やりたい事をやると決めたらこんな感じになっていました。

もちろん自分の為というところから始めたんですが、これらを利用して、大好きな芝居を携えながら生きやすくなる人がいたらいいなぁとか、その人が辞めなかったお陰で、一つでも世の中に多く感動を届けられたら素敵だなとか思ってます。

取り組み。分かりやすくは
3つございまして。

一つは、「俳優エピソード本」

これは、サイクルするイメージを持って聞いて頂けると分かりやすいんですが、

自身の過去の経験を文字起こしして、それを自費出版でも良いので、本にまとめます。そして、それを原案として、脚本を製作、脚本は依頼する形で良いかと。その脚本を元に、映像製作をして、そこに自分が出演する。短編で良いから、出来れば本人役で主演が望ましい。

サイクルと言いましたが、まず出発点を自分にして、自分が出演するというところに戻す。この取り組みのポイントは、役者を続ける術にする為なので、着地点が役者である事は決め事にしています。

そして、文字起こしが、かなり難易度高いんですが、小説や脚本を書く訳ではなく、日頃やっている様な、人に自分が体験した事を話すみたいに、文字にしていきます。

よくよく考えたら、役者って、15年間とか、誰かが書いた戯曲を読み続けて暗記し続けているんですよね。沢山書くという事で育つものもあるけど、多様な脚本家が書いた戯曲を読み取り、暗記し体現してきた役者って、おもろいもの書けると思うんですよ。15年間もそんな作業繰り返してる職種なかなかないですから。僕自身、ライターの方に、文字から映像が浮かびやすいって言って頂けて、これは、役者をやっていた経験からくるところだなと思っております。

へんてこだけど、特殊な修行期間を終えてると仮定するなら、役者は皆、今ペンを取っても何かしら書ける。と願いたい。

しかも社会から少し離脱して、日々を過ごしてる訳ですから、物語のタネは充分にある。あくまでタネと原案。戯曲にしたり、映像化するのはプロにお願いをします。ただ文字起こしだけは自分の力で頑張る。

そして、僕の場合は、全てネットに公開します。作品も道中も。完成までのドキュメンタリーに。役者本なので、道中が作品自体に乗っかって、面白さ増しますから。手に取る本になった時に、あの例のやつ形になりましたのでね、、なりましたから、、なりましたよーと販売をしてみます。(暗に買って下さいと言っています。)

あとあと、名刺ってこれまで持ちあるかなかったけど、使ってみて、難しいなぁと感じていて、読み物だったら、どうだろうと、エピソード本を名刺代わりにもしてみたいんですよね。

「これ俺の体験なんです。」って、エピソード本を最初に渡すインパクト。度胸を買って頂くスタイル。会話の種にもなるし。

もし、万が一読んでくれて、どう生きてきて、どんな目線を持ってるかを知ってもらえれば、少しは一緒に仕事したいって思ってくれるかもしれないですしね。

エピソード本は、自分を広めてくれる。広告ではなく、告広になる。それで最後に自分の半生の映画が出来たら、万々歳じゃないかなって。もし役者自体を諦めて辞めても、その映画は残る訳ですから。息子にこんなバカやってたって見せてやったらいいですよね。役者やってたんだぞって証を。

このサイクルで、生き残れる役者増えないかなって本気で考えて実験中であります。

DVDにでもなれば一番の名刺代わりですから。グッズ作ったり、役者の活動費捻出にもなります。とにかく自転。自分という商品を自らの力で売ってこそ役者。事務所のせいにするのは、この時代、逆に難しいかなぁと思います。

そして、二つ目は、「演技カフェ」

浅野忠信さんのツイートを元に始まったんですが、

朝劇を毎週一回、お客さんの前に立つ経験を4年間やっていました。主宰のハラマサが僕にくれた役は、毎回ゲストさんと絡む役。どんな演技をするか分からない役者さんと。それも毎週違う人と4年間。

僕は「あの人は、やりやすかった、、あの人はちょっとやりにくくて苦戦した」って、偉そうにこぼしていました。

そしたら、ハラマサが「俺は、スーパーエキセントリックシアターの養成所に居たんだけど、三宅裕司さんは、どんなアイドルでも芸人さんでも、誰が来ても爆笑に持っていくんだよ。

山ちゃんも誰とやってもいい芝居ができたら、最強だよ。」って言ってくれて、猛省し、腹が決まりました。

どんな人とでも。

4年間色々ありましたけど、それでもハラマサの言葉を胸に毎週向き合う事で役者として強くなれた様に思います。

海外のメソッド習ってたんですか?なんて聞かれる事が幾度かあるのですが、そう言って頂ける要因は、4年間毎週芝居をし続けたからなんです。客前で手のうちを知らないゲストさんと。
なにも特別な事ではなくて。

なので、演技カフェで、しょっちゅう知らない人と芝居してたら、また伸びるんじゃないかって。日常的に遊ぶみたいにやるのがいいので、1時間ワンコイン500円。皆さんにも味わってもらいたい。

明日、1人でもやってます。
良かったら来て下さい。
カンパの500円でも構いませんよ。笑。
役者の皆様、手合わせ願います。
メッセージお待ちしてます。

三つ目は、また次回、書かせて頂きます。

こんな事に取り組み出した毎日はどうなる事やらね。意味があるのでしょうかね。そんなもんなくていいのか。恩返しの気持ちなのかな。

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