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妊活奮闘記5 〜採卵周期〜

思いがけず始まった初めての体外受精。
この決断が吉と出るか凶と出るかわかりませんが、まずはやってみようと思います。
もし自分に合わないなと思ったら、いつでもステップダウンすればいい。
そんな気持ちです。

気負いすぎず、ゆるりとがんばります(^^)


採卵に向けて

そうと決まれば早速卵を育てていきます。

刺激方法は色々あるようですが、
PCOSの私は卵巣過剰刺激症候群のリスクを減らすため、アンタゴニスト法という方法を用いることになりました。

ざっくり言うと、
薬や注射で卵子を育てる→
ある程度卵が大きくなってきたら、今度は排卵しないよう抑制する注射を打つ→
よきタイミングで採卵

こんな流れがアンタゴニスト法のようです。
この方法だと、OHSSのリスクを減らせるらしい。


採卵の代名詞といえば自己注射。
噂に聞く「ゴナールエフペン」というペン型の注射器を処方されました。ペンタイプなので、見た目は全然注射器っぽくない!

看護師さんから使い方を教わり、練習も兼ねてその場で打ってみることに。



すみません、結論から言うとですね。



超余裕


でした。


※個人の感想です


まず、針先が短く極細なので、ほとんど痛みがない。
いやちょっとは痛いですが、個人的には全然苦にならないレベル。
薬剤も最初から充填されているので、メモリに数字を合わせて打つだけ。

いくつか気をつけるべき点はありますが、
そこさえしっかり守れば大丈夫だな。続けられるな〜と感じました。

きっと、ペンタイプの注射器だったからですね。
見た目の心理的負荷も少ないですし、痛みも極わずか。素人でも簡単に扱えるようになっていて、使い方もわかりやすい。
あれは本当発明だと思います。

「これならいける…!」と確信しました。


このゴナールエフペンを毎日決まった時間に打ち卵を育てていきます。
私は仕事から帰ってきて晩ごはんの支度をする前後、18時半頃に打つことにしました。(22〜23時とか夜に打つ人が多いみたいです)

数日後に再び来院して、エコーで卵の育ち具合を確認します。


そもそも、この日は体外受精の説明会当日。
タイミングが良いのか悪いのか、突如採卵に向けて動くことになった為、10時に来院し説明会参加、その後の内診、診察、血液検査、自己注射の手技説明などで結局病院を出たのは14時半過ぎでした。トータル4時間以上。オナカスイタ…。


平日だったので、有給とっててよかった。
長時間付き合ってくれた夫にも感謝。
不妊治療に勝つ!ということでその後トンカツ食べて帰りました。(夫は蕎麦を食べていた)



治療を始めた当初は、まさか体外受精まで行くとは思っていませんでした。
行っても人工授精までだろう。そう思ってました。
なので今自分がこの立場にいるのがやや残念でもあるのですが、それでもまだ次の方法を試せるという希望。
昔だったら…と思うと、医療技術の進歩に感謝です。現代に生まれて良かった。


何だってやってやるぜ!

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