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AWS認定クラウドプラクティショナー試験 受験アドバイス


AWS認定クラウドプラクティショナーに合格!

ここ数年はSalesforceの資格に注力していたが、クラウドの大本命と言えばやはりAWS。仕事で使う機会も多いので、入門レベルの資格くらいは取っておこうと思い、2023年8月初めに無事合格した。
Salesforceに比べると、参考書や勉強法も多く出回っている資格ではあるが、私なりの勉強方法をアドバイスの形で書いてみようと思う。

基本的なスタイルは「問題をひたすら解く」

Salesforceの時もそうだったが、やはり軸となるのは問題を解きまくることだ。

ただその前提として、私は20年以上プログラマ・ITコンサルタントとしてオンプレでサーバを構築したり、AWSについてもインスタンス作成・セキュリティグループの設定・AWS WAFの設定・Route53でのDNS管理をやったりと、一通りインフラ・ネットワークというのは理解している。
もしシステム屋として初心者でAWSの試験を受けようという人がいたら、時間があれば基本情報技術者試験から始めるのをお勧めしたい。
以下の記事でも言及しているOSI基本参照モデルは、対象がAWSであったとしても理解しておくべきだし、VPCを勉強する前にLAN・WAN・サブネットあたりの概念は知っておいたほうが理解がスムーズだ。

無料で手軽に勉強派

無料で勉強したければこちら。

無料なので多少の誤字・脱字や、解説のミス・情報が古いなどの課題はあるのだが、このサイトの特徴としてユーザが自由に問題に対してコメントを入れられるようになっているので、誤りがあっても心優しいユーザによる指摘によって気付くことができる。
また、コメントの中にはなぜ解答がそうなるのかの分かりやすい補足説明もあり、これがまた勉強になる。
問題は400問ほどあるが、類似問題の繰り返しも多いので私は200問ほどで止めてしまったが、ユーザ登録すれば解いた問題を記憶しておいてくれるので、隙間時間に少しずつ進めるスタイルで勉強するには適している。

有料でしっかり勉強派

私が選んだのはこれ。
Udemyの模擬試験講座だ。
基本レベル編2種・本番レベル編4種があり、それぞれ本番と同じ65問・90分・7割の合格ラインだ。
解説も充実しているので、参考書としても使うことができる。
本番レベル編は結構難易度が高く、前述の無料サイトの知識だけでは合格点に達するのは不可能に近い。
受講者のレビューを見ると、AWSの実試験よりUdemyの本番レベルの方が難しかったとの意見があったので、私は本番レベル4種全てで7割以上とれるようになるまで3回くらい繰り返し勉強した。

その他で押さえておいたほうがよいもの

  • AWS Well-Architected フレームワーク
    とにかく試験で頻出。どの柱にどんな原則・定義があるのかという構造になっている。内容も理にかなっているものなので、ばっちり理解して試験に臨みたい。

  • AWS サービスがどこにあるのかまとめ
    グローバルなのか、リージョン単位なのか、AZ単位なのか。
    いまでも混乱するのだが、そのたびにこちらの資料に戻って何度でも確認したいと思っている。
    同じDB系サービスでもRDSはAZ、DynamoDBはリージョンだったりするので混乱するけど覚えるしかない!

これから受験する人の参考になれば幸いである。

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