ヤマパン@フリーITコンサル

プログラマから叩き上げのITコンサルタント。 Java/VBA/SAP/Salesfo…

ヤマパン@フリーITコンサル

プログラマから叩き上げのITコンサルタント。 Java/VBA/SAP/Salesforce/モバイル/システムセキュリティ/PMO。 役員として採用/育成/メンタリング経験あり。 4x Salesforce Certification

マガジン

  • 仕事術&SE/ITコンサル向け思考のフレームシリーズ

    SEやITコンサルといった職業のみなさんに、仕事術、ちょっとした考え方のコツなどを伝えるシリーズです

  • 西武を語るシリーズ

    西武グループについていろいろな切り口で語るシリーズです。 (ただ極めて私的なものですのであしからず)

  • こんな職務経歴書はイヤだ!シリーズ

    筆者が採用担当として遭遇した残念な職務経歴書を紹介しながら、求職中の読者のみなさんに反面教師として活用していただくシリーズです。

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お仕事のはなし

独立のご挨拶 こんにちは。ヤマパンです。 これまで企業に所属してITコンサルタントとして活動してきましたが、 2022年10月1日より個人事業主として独立しました。 多くのIT業界における個人事業主のみなさんと同じように、会社員時代と仕事の内容が大きく変わるわけではないのですが、今後自分の仕事は自分で取らないといけないという点は大きな変化です。 幸いにして独立後の仕事は決まっていますが、その仕事がいつまでもあるわけではなく、常に自分の存在を世の中にアピールしておくことは

    • 公的サービスDX雑感(自動車保有関連手続のワンストップサービスで悶絶)

      引っ越し=数多の手続き 私事だが、3月に都内で引っ越した。 念願のリモートワーク部屋も手に入れ、ようやく寝室での作業からも解放された。めでたい。 さて、引っ越しといえば色々な手続きが必要だ。 最近では行政のDXも少しずつ進んでいるので、転出届はマイナンバーカードでオンラインにて完結できたし、転入は相変わらず手書きの書類が多くてイライラしたが、まあ徐々に進んでいくのだろう。 そんな中、自動車についても所有者・使用者の住所変更と、車庫証明の取り直しなどが必要なので、これもオ

      • Weak Ties理論で仕事の転機を語る

        What is "Weak Ties"? みなさんWeak Ties理論をご存じだろうか? Weak Ties理論とは、緊密なつながりではなく、むしろ疎遠なつながりの方が新たな情報や機会をもたらす可能性が高いとする社会学の概念だ。 弱い繋がりの方が情報の多様性に触れることができるというのがその根拠で、仕事を見つける際にも強いつながりよりも弱いつながりから提供されることが多いとのことだ。 確かに自分のキャリアを振り返ってみても、この理論が当てはまる気がする。 大手コンサ

        • 【脳と身体に刺激!】リアルイベント(デブサミ2024)体験記

          あなたはデブサミを知っているか? デブサミ(Developers Summit)というイベントをご存じだろうか? IT系書籍の出版やIT系Webメディアの運営で有名な翔泳社が主催する、日本最大級のソフトウェア開発者のためのカンファレンスだ。 ここ数年はSalesforceに取り組んでいるので、去年もSalesforce World Tour Tokyo(SWTT)にはリアル参加しており、コロナ明けにリアルイベントの良さを改めて実感していたところではあった。 昨今の生成A

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          6本
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        記事

          発信し続けることは尊い

          noteを初めて3年目 このnoteを始めたのは、2021年の10月。もう3年目になる。 当初は1~2週間に1回のペースだったが、だんだんと書くネタも減ってきて徐々にペースが落ちて、今は月1回のペースをなんとか維持している状況だ。 文章を書くことについて 自己認識としては、文章を書くのは得意でも苦手でもないつもりだ。 学生時代の国語の成績は割とよかったと思う。 先日仕事仲間からは、「日本語書くの上手いですよね」という言葉を貰った。 前々職時代にコンサル案件を初めてやった

          発信し続けることは尊い

          生成AIが登場してもやることは変わらない

          あっという間に年の瀬である。 今年も色々あった。プライベートではマイホーム建築というイベントがあったし、仕事ではフリーランスとして初めて1年通しで働いた年でもあった。 そしてなんとか今年も無事締まりそうである。ありがたいことだ。 IT業界では何があったかといえば、やはり生成AIの躍進だろう。 情報が溢れすぎているので、ちょうどよいレベルで事実と展望をまとめてある本がないかと思っていたところ、こちらの本に出会った。 ブクログに書いた私のレビューがこちら。だいぶ適当。 で、

          生成AIが登場してもやることは変わらない

          ブラック職場の方が成長できる問題についてどう向き合うか?

          時代はホワイト化 昨今、日本の労働環境はホワイト化の流れにあると言われている。 一方で昭和・平成初期のブラックな長時間・厳しい指導がある労働環境の方が、若年層の成長につながったという指摘もある。 私の居るIT業界も、10年くらい前までは残業・終電・土日出勤は普通の光景だった。私はさすがに毎週休日出勤・年がら年中終電帰りというわけではなかったが、それでもカットオーバーを控えた繁忙期は、まず優先すべきはプロジェクトの進捗だった。 私の長く所属したコンサルティングファームは、

          ブラック職場の方が成長できる問題についてどう向き合うか?

          「ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考」を読んで~利他じゃないと持続可能じゃない~

          最近こちらの本を読んだ。 実験寺院 寳幢寺(ほうどうじ)というユニークな試みを実践している松波 龍源さんという僧侶の方が著者で、編集者は以前こちらの記事でも紹介した野村高文さんだ。 お二人のPodcast「ゆかいな知性 仏教編」がベースになっている書籍だが、Podcastの方も楽しくて何度も聞いてしまうほど。 「ゆかいな知性 仏教編」のさらに前作的位置づけの「a scope」についてはこのエントリで取り上げている。よければこちらも。 日本人は大部分が仏教徒でありつつも

          「ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考」を読んで~利他じゃないと持続可能じゃない~

          40代の仕事と体力・気力回復について考える

          なんで疲れてるのか? 疲れた。そりゃ9月になってこんな暑い日が続いていたら疲れるよ! という気候のせいというのも勿論あるのだが、仕事についても最近自分からついつい仕事を買って出てしまい、通常以上に精神負荷が高い状態が続いているというのもある。 ついつい「これは俺がやらなきゃダメでしょ」と恰好つけたことで昼間は多くのミーティングに呼ばれ、元々自分がワークしてやるべき仕事は止む無く夜の残業に回す。それによって平日週1~2回ペースで行っていたジムもいけなくなる。一日中仕事のこと

          40代の仕事と体力・気力回復について考える

          【フリーランス考】自分らしく持続可能な選択肢が偶然フリーランスだった件

          なんでフリーになったんですか? これはよく聞かれる。回答も一応ある。 最後に所属した会社でもそれなりのポジションだったため、なぜ退職してフリーランスになるのかと併せて挨拶の文章を社内全体向けに広報させてもらった。 そこではおおよそ以下のような説明をさせてもらった。 これはこれで筋は通っているし、もちろん嘘ではない。 ただ、無難かつ表面的ではあるし、自分自身の深層心理までは語っていない。というかこの当時もそこまで自己分析できていなかったはずだ。 ということで、今回はもう少し

          【フリーランス考】自分らしく持続可能な選択肢が偶然フリーランスだった件

          AWS認定クラウドプラクティショナー試験 受験アドバイス

          AWS認定クラウドプラクティショナーに合格! ここ数年はSalesforceの資格に注力していたが、クラウドの大本命と言えばやはりAWS。仕事で使う機会も多いので、入門レベルの資格くらいは取っておこうと思い、2023年8月初めに無事合格した。 Salesforceに比べると、参考書や勉強法も多く出回っている資格ではあるが、私なりの勉強方法をアドバイスの形で書いてみようと思う。 基本的なスタイルは「問題をひたすら解く」 Salesforceの時もそうだったが、やはり軸と

          AWS認定クラウドプラクティショナー試験 受験アドバイス

          【システム屋考】コスパがいいのはフリーランス、地雷が多いのもフリーランス

          自身もフリーランスのITコンサルだが、今回はフリーランスの人に発注する立場でメリット・デメリットを語ってみる。 会社に所属していた時は自社の案件を手伝ってもらうパートナー要員としてフリーランスの方にお願いすることが多かった。 別にフリーランスに絞って探していたわけではないのだが、案件で必要なスキル・経験、そして一番重要な予算を踏まえると結果的に選択肢がフリーランスに絞られるケースが多かったのだ。 例えば「一定の開発知見があり、上流経験もあり、ドキュメント作成スキルもそこそ

          【システム屋考】コスパがいいのはフリーランス、地雷が多いのもフリーランス

          【システム屋考】理想のチームなんて存在しない

          理想のチームって何だろう? チームとは、人の集まり。 そしてチームには目的がある。 例えばプロジェクトのカットオーバー。 例えばシステムの安定運用。 その目的のためにチームメンバーには役割が与えられる。 役割に対してはスキル要件が存在する。 業務要件定義、データ分析、プロジェクトマネジメントなど。 全てのメンバーが、与えられたスキル要件に対して100%充足していれば、要件上は完璧なチームと言える。 まあスキル要件を100%満たしたメンバが集まるということが、そもそもレア

          【システム屋考】理想のチームなんて存在しない

          【システム屋考】リモートワーク検定制度?

          コロナ、5類に 本日2023/5/8より日本でもCovid19が5類になり、リモートワークから出社への回帰が加速しそうな状況である。 これまでもアメリカの大手テック企業でもオフィスへの回帰が話題になったり、日本でも週〇回は出社必須という話はよく聞くし、5類によって原則出社となったという話も聞く。 さて私自身はというと、契約しているクライアントがいずれもリモートワーク前提での内容となっているため、今後もフルリモートでの働き方が続きそうだ。 もし契約が終わって別の仕事を探す

          【システム屋考】リモートワーク検定制度?

          【映画感想】システム屋が「Winny」を観て思ったこの国の未来

          先日映画館で「Winny」という映画を観てきた。 結論から言うと「めちゃくちゃよかった!」のである。 そもそもWinnyとは何か? ざっくり言うと2000年代に日本で流行したファイル交換ソフトのことだ。 私と同世代の、特にITパーソンは馴染みが深いのではないだろうか。 圧倒的な利便性によって普及し、同時に著作権違反の観点や、機密情報流出事件の観点で大きな社会現象にもなった。 やがてWinnyの作者である天才プログラマーの金子氏は逮捕され、最高裁で無罪を勝ち取るもその半年

          【映画感想】システム屋が「Winny」を観て思ったこの国の未来

          【振り返り】フリーランス初年度の確定申告

          こちらの記事で、マネーフォワード(以下MF)確定申告を使っての所感を綴っていた。 その中で と書いていたので、予告通り振り返ってみたい。 まずはMF確定申告で年度内すべての仕訳を入力 ITコンサルタントの私には、それほど多くの仕訳は必要ない。 まずは収入。 人月商売なので売上は毎月決まった取引先からの定額入金。(最近は別案件を時間単価で請け負うようになったが、月ぎめでの入金に変わりはない) こちらはMF確定申告に付属のMF請求書を使っていれば、売掛金仕訳が自動で作成

          【振り返り】フリーランス初年度の確定申告