自分が考えていることとか、思っていることを、月に何度がアウトプットしていきたいと思います。

今回は、「意図すること」について。

何かを意図しないと、その現実は起こりません。
水を飲みたいと思わないと、水を飲むという行動は起きないし、実際に水を飲むこともできないでしょう。

この世界は、単純な行動一つでも、自分が意図しなければ、行動を起こして、結果を得ることはできない世界になっています。

意図してから、結果が出るまでタイムラグがあることもあるでしょう。

でも基本的な考えというか、自分自身の中のOSの設定が、大きく間違っていなければ、どんな道を進んでも、ある程度の目的地に着くことができるのではないでしょうか。

自分の意識をはっきりと意図する訳ではなく、とにかく方向性や基本的な考えみたいな、おおきな括りのことなのですが、その意図の方向性が実はとても、とても大事で大切ではないかと思うのです。

なので、まずはなにかしらの意図することが最初のはずなのに、少し前までの自分は、その意図がとても外れているというか、見当違いというか、真逆のベクトルだったような気がします。

私の基本OSは、「幸せ」とは逆のことを意図していたのです。

人という個人が行動するときの基準というものが、一人一人それぞれ、なんとなくあるのではないでしょうか。
もちろん、やらないといけないこと、しないといけないことなど、自分本位というか、主体でなくても、行動しなければならないときはあるでしょう。

それでも、すべてではないけど、プライベートでの行動やだれかに頼まれた訳ではないことは、自分自身が決めて行動していいはずです。

その基準は、人によって違うと思います。
自分がやりたいからやる人。
人から頼まれたからやる人。
たのしいからやる人。
人が喜んでくれるからやる人。

人が行動する理由や基準なんて、千差万別だし、理由や基準が無くっても、行動やアクションを起こすことは全く問題はないでしょう。

それでも、なんとなく自分の頭の中で考えていたり、思い描いた方向へ、良くも悪くも、物事は進んでいく気もします。

なので、頭で考えることやその行動の先にどんな未来があるか、さまざまなイメージすることはとても大切だし、きちんとした未来への道筋やイメージを意図することで、現実化を早めるなんて書かれている自己啓発本は星の数ほどあると思います。

わたしもご多分に漏れず、そういった自己啓発本の類をいろいろと読み漁っていたし、それに沿って行動もしてみたのですが、なんだかいつも心の奥底でしっくりすることができないでいました。

新しく始めた行動も長く続かないし、なにより実践している自分が、やればやるほど自分自身の行動を嘘くさく感じる感覚があったのです。

そんな私も最近というか、尾道リトリートが終わってから、自分の心の奥底にある羅針盤が全くの逆の方向を指し示し、意図していたことに気が付いたのです。

尾道リトリートについては、こちらをご覧ください。

私の心の奥底の意図は、「幸せになりたくない」といったものでした。

それまでの自分の行動基準や考えが、まさか「幸せ」とは真逆のことを願っていたとは、自分でも全く気がついていなかったのです。

そのためなのか、何かが上手くいかないとか、しっくりこない感じがすることが多くあったような気がします。
それを意図したのは自分自身なので、その通りになっていると言った方が正しいかもしれません。

これまでの自分は、幸せとは真逆のベクトルに意識向けて、しっかりと自分自身が意図した通りの現実を作っていました。

なので表面だけの行動ではなくて、きちんと心の奥底の意図に気づくことも大切なのだと思います。

表面的な意図ではなく、もっと深い部分での意図のことです。

私もこれまでのような意図や意識では、よくないなぁと思って、今の私の基本的な考えや意図は、それをやっている自分は幸せを感じるだろうか、ワクワクするだろうかといった心の基準で、行動することをやっています。

そして、大きな括りでの意図は、「幸せになる」に変更しました。

それでも、過去の自分が顔を出すことがままあって、それに気づいてからは、その自分自身の感情を拒絶するのではなくて、話を聞くようなイメージを持っています。

意図することは、簡単そうに見えて、結局は自分の潜在意識をクリアにしていくことなのだろうし、感情を拒絶しないで、受け入れることで、本当の心の憶測の意図や自分自身のOSが切り替わっていくのだろうと思います。

このやり方が正しいかどうかは、まだわからないけど、人間が思考することができる能力は、よい方向に使っていかないともったいないし、意図することで、行動や結果は大きく変わっていくのだと思います。

それなら少しでも明るい未来になるように意図することに意識してみたら、面白いことになるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。