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正しくても正しくないこと。

どうも、センサールマンの山崎仕事人(実家から送られてくる果物が捌ききれないマン)です。
よろしくお願いします。

20年くらい前の話ですが、友達の運転する車に乗っていて、交差点でこっちが青信号で進もうとしたら、横から赤信号なのに車が突っ込んできました。
気付いてないのかヤバい奴なのか分かりませんが、完全に止まる気が無いスピードで。
友達もそれに気付いてるんですが止まらないんです。
そのまま進んでる。
驚きすぎてその後の記憶は曖昧なのですが、ギリギリ当たらずに済みました。
芸人らしからぬ下手くそなオチで恥ずかしいのですが本当に覚えてないんだから仕方がありません。

我に帰って、友達に「なんで止まらなかったんだ!?」と言うと、友達は「だってこっちが青信号だからこっちが正しいだろ。」と。
「いや正しいか知らんけどぶつかって怪我したり死んじゃったりしたら意味ないだろ!」と言いましたがあまり伝わらず。
その時に「必ずしも正しいことが正しいわけじゃないんだな。」ということを覚えました。
「危機管理と正しさは別」だとも。

局地的な「正しさ」だけに囚われて、広い目で見ての優先順位を見失っちゃいかんなと。
今回のことでいえば「怪我をしない」の方が優先順位は上なわけで、信号が云々なんてのは二の次です。
そもそも信号の存在理由が「怪我をしない(事故を起こさない)」ためのものなわけですからね。

元々短気で街中でよく揉めていた僕ですが、誰かと一緒にいる時は絶対に揉めないと決めていたのはそれで、優先順位的に「一緒にいる人に迷惑をかけない」や「この楽しい時間を無駄にしない」の方が上だったからです。
更に子供ができたと分かった瞬間に1人でいる時も揉めるのをやめるようにしたのは、優先順位の上に「子供」が来たから。
普段から心がけてないと子供と一緒の時につい咄嗟に揉めてしまうかもしれないし、1人の時に揉めても万が一怪我したりでもしたら回り回って子供に響いちゃうので。

念のために言っておくと、「揉める」って別に僕の方からやたらめったら喧嘩を売るわけじゃないですよ。
僕から行くことはなくて、「やられたからやり返す」ってやつです。
実際にあったことで言えば、フラフラ蛇行運転してる自転車(酔っ払いだった)にぶつかられて、その上相手が「気を付けろよ!!」と怒鳴ってきてそのまま去ろうとしたので、「ちょっと待って!」と追いかけてって懇々と問い詰めた上で謝ってもらうみたいな。
僕の絡まれ体質のせいでしょっちゅうそんなことで揉めてました。

ただまぁ、結局それにしたって正しいのはこっちだけど相手の頭がおかしくて刺されでもしたら終わりなわけで(そもそも頭のおかしい奴だから揉めてるわけですし)、相手にしないに越したことはないなと。
君子危うきに近寄らず。
護身完成ってか…。(by渋川剛気)

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