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日系大企業と海外スタートアップの二足の草鞋を目指して

私は日系の大手金融機関に所属しており、社費派遣でボストンにMBA留学に来ています。学業の傍ら、偶然(?)にもスタートアップ企業のサポートをしています(※厳密には学生VISAで来ているので給与等は発生しておらず、インターンのような形で無償でアドバイザーとしてサポートしているような状況です)。
そして、MBA卒業後は、現職が副業OKでもあるので、正式に副業として今の活動を継続しようとしています。タイトルの通り、日系大企業と海外スタートアップの二足の草鞋を目指しています。
本記事では、なぜスタートアップ支援を開始したのか、なぜ在学中に始めたのか、について書いていきます。

なぜスタートアップ支援を始めたのか

英語力の維持・向上

本音の部分での最大の理由はこれです。
留学前と比較すると英語力は伸びた実感はあります。しかし、残り数か月で卒業&帰国するので、日本語中心の世界に戻ってしまいます。せっかくの英語力を維持・向上するためには、無理やりにでも英語を使う環境が一番かなと思い、「英語で仕事をする」という環境を探し、たどり着いたのが現地スタートアップの支援でした。

スタートアップのカルチャーの習得

現職では事業開発やイノベーション的な仕事をしていたので、スタートアップのカルチャーはいろいろと参考にしていました。しかし、すべてが二次情報・三次情報で、「スタートアップでは〇〇らしい!」というしょうもない情報に踊らされる時もありました。ゆえに、1次情報としてスタートアップのカルチャーを知っておきたいなと思ったのも理由の一つです。これらを習得することで、本業によりポジティブな影響がでると思っています。

自分の実力のチェック

こちらもめちゃくちゃ自分勝手な理由。10数年の社歴において、大企業の看板で仕事をしてきたことは100%否めないので、いざその看板がなくなったときにどうなるのだろう?私は生きていけるのだろうか?というのはピュアに抱き続けている疑問でした。なので、いったん自分の看板を外してどこまで勝負できるのか、どんなスキルセットが足りないのかといったことを知りたいと思ったのも、バックグラウンドとは異なる業種のスタートアップを選んだ理由です。

楽しそう

スタートアップはイキイキと働いている人が多い印象なので、単純に興味がありました。MBA留学に来てからというもの、自分の人生のオーナーシップを取ることの重要性や、やらないことの後悔よりもやった後悔をしたいと強く思うようになりました。なので、本件についても本能の赴くままに行動してみました。

なぜ在学中に始めたのか

実践への渇望 ~プロジェクト型の講義

1年間のMBAプログラムも折り返しを過ぎ、徐々にアカデミックなインプットはおなか一杯になってきて、実際にMBAで学んだことをビジネスシーンで使ってみたいなと思っていました。
MBAプログラムには、授業の一環で企業に入り込み、数か月にわたって事業支援をするようなプロジェクトもたくさんあります。しかし、プロジェクトで偉そうにあれこれ提言だけして、実行責任は企業側にあるのはいかがなものかなと。そもそも採用されるかどうかもわからないし、結果がどうなったかもわからない。なんだかとても無責任だし、ワクワク感が無いなと。ということで、プロジェクトものよりも、実際のビジネスシーンに飛び込みたいと思っていたのが一番の理由です。

実践への渇望 ~帰任後の仕事

もうちょっと我慢すれば派遣元の企業に帰任するので、実践の機会はいくらでもあるじゃないか、という説もありました。しかし、私が所属しているのは日系の大企業なので、自分一人の管掌領域はそこまで広くありません。ゆえに、MBAで学んだことを実践しようにも一つの部門で実践できることはとても限定的です。そうこうしているうちにすべて忘れ去ってしまうのももったいないなと思い、一日でも早く実践して習得するのが大事だなと思った次第です。

選択肢の多さ

上述の通り英語での仕事を探していたので、日本によりもアメリカにいる間の方が見つけやすいのは当たり前です。結果的には出会った1社目で見事成就したので他企業は探してないのですが、在学中(在米中)に見つけるのがベストであることは間違いありませんでした。

帰任後の繁忙度

当然ながら帰任後は自分の本職でパフォーマンスを発揮しなければなりません。着任直後は特にいろいろとやることが多いですし、大変だと思います。本業の立ち上げで四苦八苦している中で、副業も立ち上げるのは不可能かなと思います。なので、在学中に少しでも仕事を軌道に乗せておくことで、帰任後もスムーズに両立できると思った次第です。


以上が私なりのなぜ在学中にスタートアップ支援を始めたのかに対するアンサーとなります。
「なぜ今のスタートアップ企業を選定したのか」についても、今後どこかで記事を書きたいと思います。
以上、最後までお付き合いいだきありがとうございました。もしよろしければ、いいね、フォローもいただけると励みになります!



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