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MBA合格後から渡航までにやるべきこと~その他生活編~

今回はMBA合格後から渡航までにやっておいた方がいい生活関連の情報をお伝えしていきます。
ちなみに前回の記事では学習面にフォーカスを当てていましたので、そちらもぜひ参考にしてみてください↓


家族へのお礼

まずはこれ、独身一人暮らし以外の人はよく読んでください。TOEFL・IELTSから始まり、GMAT、エッセイ、インタビューと本当に大変だったと思います。そして、大変であればあるほど、横で支えてくれた人も間違いなく大変だったと思います。お礼の旅行もよし、ディナーに行くもよし、子供とたくさん遊んであげるもよし、これまで勉強にささげてきた時間を少しでも家族や大切な人に「日本にいる間」に還元しましょう。
ちなみに、受験勉強やインタビュー対策から解放された~と一息つくのもつかの間、その後も思っている以上に時間ありません。「渡航の準備」という言葉には、恐ろしいぐらいタスクがてんこ盛りに含まれてます。そして、渡航後は渡航後で、生活のセットアップに四苦八苦し、その後は学校のセットアップに四苦八苦し、そうこうするうちに授業がどんどん忙しんくなり、、、と、最初の学期はだいたいの人がメンタル結構追い込まれて家族のケアまで手が回らない可能性高いです。一方で家族も家族で、新生活の立ち上げは色々大変で、結構ストレス溜まります。
私はどうだったかと言うと、2月下旬に志望校(進学先)から合格通知をもらい、3月末に最後の別の志望校の結果が出て、諸事情により4月頭には出国していたので、本当に時間がありませんでした。なので、全然家族にお返しはできておりません涙。ゆえに、反省の意を込めて当該項目を一番に持ってきました。
ということで、合格直後が一番暇で心に余裕がある時なので、しっかりと家族に感謝の意を示していきましょう。

貯金

できるだけ貯金しておくべし、これに尽きます。受験で結構散財(エッセイカウンセラー、予備校、各種テストの受験料等)したにもかかわらず、引っ越しやらなんやらで引き続き大きな出費がちょこちょこ発生し、そして渡航すると生活費が激増します。私は社費で学費免除+給与相当額(ただし日本円建てで物価・為替調整&手当等は一切無し)もらってましたが、それでもインフレでなかなか苦しくて、さらにはやり残しないようにその土地で遊び切ろうという想いもあり、結果としてみるみる貯金なくなりました。
MBA期間中は、みんなで飲み行こうというライトなものから、スポーツ観戦、ゴルフ、近場への小旅行等々、とにかくいろんなイベントが発生します。そしてプログラム終盤に近付けば近づくほど、「最後だから」ということで加速度的にいろんなイベント発生します。ここらへんはもう不可避ですね。途中でローンを借りてる人(借り増す人)もちらほら見ました。
充実した海外生活を満喫するためにも、渡航までに限界まで貯金をしておくことをお勧めします。

病院の手配

まず渡航前検診をして、学校にmedical reportを提出するのが一般的だと思いますので、タスク自体を忘れることは無いと思いますが、結構時間かかります。そもそも医療機関の空き次第というのもありますし、渡航先によっては予防接種の種類が多くなります。例えばB型肝炎は3回打たなければいけなくて、各回ごとに2週間?ぐらい期間開けなければいけなくて、ということがあります。私は最後間に合わなくて、結局渡航後に摂取しました涙。
あとはよく言われる話ですが、歯医者は行っておいた方がいいですね。海外は高いですし、虫歯発見された場合は、数日で治療完了とはならないと思いますので。
持病がある方は薬を多めにもらっておくことも大事ですね。

クレカの手配

US に行く場合は、やっておいて損はないです。私はJAL会員ということもあり、JAL USAカードを作りました。他国のケースはわかりませんが、私のような純ジャパの人間がアメリカでクレカを作ろうとすると、クレジットヒストリーが無いため、「限度額月10万円」みたいなクレカしか作れなかったりします。
様々な計算のもと、日本のクレカでそのまま乗り切る人もいるにはいますが、たまに日本のカードが使えなかったりもするので、現地で使えるクレカは持っておいて損は無いと思います。
発行まで少し時間がかかるので、これは早めに着手したほうが良いです。

携帯の手配

今でこそ、「eSIM買って数日は過ごして、現地のキャリアで契約する」という手段もありだなーと思いつつも、日本携帯電話の契約ですら文字が多くてわけわからないので、現地において自力で契約できるか結構不安でした。ゆえに、私はこちらのアメスマを使って手続きしました。

容量無制限で価格普通にリーズナブル、そして何より国内にいる間に電話番号がわかって、物理SIMが受け取れる、というので非常に便利でした。
不動産の契約などをするときに電話番号が求められますので、事前に(といっても渡航数日前だったと思いますが)電話番号がわかって、要領無制限のSIMカードを手に入れられる安心感は代えがたいと思います。
なお、私は上述の通りアメスマでSIMカードを手に入れつつ、日本の携帯キャリアの契約は一番安いプランにして残したままにしてました。一次帰国した時や、卒業後に帰国が濃厚な人は、契約残しておいた方が楽だと思います。

銀行口座

こちらは渡航される都市によると思います。私はボストンだったので、ユニオンバンクのような国内で開設できるサービスは使わず(というか開設までの時間が無く断念しました笑)、普通に渡航後にBank of Americaで開設しました。ちゃんとアポさえ取れれば即日開設できました。アメリカの大都市であれば、わざわざ日本で口座開設していく必要ないと思います。

ガジェット類の手配

授業中のガジェットとしては、ノートパソコン(Surface)とiPad Air+ Apple penの組み合わせで過ごしていました。時折ノートPC持ち込み負荷の講義があるのと、色々書き込むことを考えるとiPad(アプリはGoodnoteを使用)はとても便利でした。ただ、Dropboxで最終的にファイルを管理していたのですが、PCで使ってたものと、Goodnoteとの同期の問題とかもあり、アプリ面での最適解は私は持ち合わせておりません。最終的には「数年後も見返したいと思えるようなものだけ、Dropboxに保存。残りの資料はきちんと保存できてなくてOK」という境地に達しましたので、ちゃんと保存してません笑。
なお、Apple製品を始めとして、学割って結構色々なところで使えます。Acceptance letterを使ってiPadもApple penも割引で購入できました。ちなみに現地のAmazon Primeも学割でしたのでご参考までに。

住所変更・転送通知など

これは結構大事なんですが、もぐらたたき的に対処していたので偉そうに語れないです、、、自治体、税務署、携帯、クレカ、住宅ローン、銀行、保険、証券、免許、コンタクトレンズetc。思いつく限り早めに連絡して、手続きすることをお勧めします(単に郵送物の転送届け出はMAX1年しか対応してくれないので)。デジタル化の進んでいない業界ですと、住所変更依頼→変更依頼書の郵送→記入後返送というプロセスを踏むので、結構時間かかる点にご注意ください。


以上、抜け漏れ満載だと思いますが、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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