「ワールドカップファン半世紀前半」に天才ドリブラーを活かして、日本の新しいサッカーの扉を開けて欲しいと書いた。初のベスト８が日本サッカーの悲願のように言われているが、今回は前回大会に比べてグループリーグの組み合わせが悪い。決勝トーナメントへ進出しただけで大金星だ。強豪国は当たり前だが、中堅国の中でも確実に決勝トーナメント進出する国がある。

それはスウェーデンとメキシコだ。スウェーデンは欧州予選を勝ち抜く方が大変だと言わんばかりに進出するし、メキシコはもう何大会続けて進出しているだろうか。とにかく両国ともしぶとい。前回ロシア大会でトーナメントへ進出する国を当てる懸賞があったが正解者０だった。その最難関はドイツが敗退したグループＦだったが、両国のしぶとさから予想できてしまった。

メキシコこそがベスト８が悲願なのだが、だいたいグループリーグを２位で抜けるのが精一杯でトーナメント初戦にグループリーグトップ通過の強豪国に負けてしまう。今の日本の実力ではグループリーグの組み合わせに恵まれ１位通過するしかない。前回大会は二度とないような絶好のチャンスだったのに、グループリーグ最終戦のスターティングメンバーを見た瞬間冷めた。

優勝を目指す強豪国ならメンバー温存も考えられるが、ベスト８が目標ならフルメンバーで連携プレーに磨きをかけないでどうする。真の連携プレーは実戦でしか培えない。実戦不足の臨時チームに連携不足を補う最大の機会を失った。ましてや後半リードされてても相手も追ってこないからとパス回しをするようではトーナメントで２－０から逆転負けしても文句を言えない。

「ワールドカップファン半世紀延長戦」へ突入だ！

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