山兎

日々是凡凡:旅が好き温泉が好き、本は友達、自然は師匠、山も登りますが温泉が目的

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5月振り返り 聴いた本読んだ本

オーディオブック聴了 ノルウェイの森 上/村上春樹 ノルウェイの森 下/村上春樹 未来/湊かなえ 成瀬は天下をとりに行く/宮島未奈 女のいない男たち/村上春樹 変な家/雨穴 神の子どもたちはみな踊る/村上春樹 流浪の月 凪良ゆう コンビニ人間 村田沙耶香 夜明けのすべて/瀬尾まいこ 読了 絶唱/湊かなえ 1Q84 BOOK1 前編/村上春樹 ラノベ 灰と幻想のグリムガル20 GW明けから始めたオーディオブックは10冊も聴く事ができた。 本と合わせると12冊にものぼる。

    • 絶唱 読了

      湊かなえさんの絶唱を読了した。 阪神淡路大震災が話の中心にあり、またトンガが主な舞台となっている。 楽園 約束 太陽 絶唱の四篇。 最初楽園で暫く中断していたが、その後読み始めたら止まらなくなって一気に読んでしまった。やはり湊かなえさんの文章はすらすらと頭に入ってきて読みやすい。 読了感も良いものだった。 どうしても、神の子どもたちはみな踊ると混じり合ってしまい、どちらも最後は小説を書いている主人公で、全くテイストの異なる作品でもこういう弊害でもあり発見があるのかと思った。

      • オーディオブック:神の子どもたちはみな踊る 聴了

        最近短編が続いている。 実は読み終わった後すぐになんとか書こうと試みたが、この神の子どもたちはみな踊る、はとても村上春樹らしい書き方をしているので、一度聴いただけでは難解で、文章にまとめるのが困難だった。 阪神淡路大震災を直接経験した当事者ではなく、それを画面越しに見ていたようなある種の傍観者や観測者たちから、日常の崩壊や人が抱えている死や闇とどう向き合うかについて考えさせられたような気がする。 恐らくそうなのでは?みたいなふわっとした感じなので、とても誰かと語り合う事は出

        • 読了:逆ソクラテス

          子どもたちが主人公、殺し屋や特殊な能力を持った人間は出てこない。他の伊坂作品も読んでるが、別の側面というか改めて発見になった。 『私ほど賢い人間はいない。なぜなら私は知っているからである。自分が何も知らないことを』 ソクラテスの名言、これを逆にした場合、さて。 逆ソクラテス スロウではない 非オプティマス アンスポーツマンライク 逆ワシントン の全五篇。全て本来の意味と反対の内容を指しているのかな、などと考えながら読み始めた。 逆ソクラテスとスロウではないで引き込まれ

        5月振り返り 聴いた本読んだ本

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          1本

        記事

          オーディオブック:女のいない男たち 聴了

          短編だったので、割とあっという間だった。 それぞれ違う良さはあるが、最後の女のいない男たちはやや投げやりにも感じた。 個人的にはドライブ・マイ・カー、イエスタデイ、独立器官、木野が良かった。 不思議な世界観のものもあるが、要約してしまうとシンプルな内容でも表現によって奥行きを感じるから面白い。 次は趣向を変えて、夢をかなえるゾウを聴いてみたいと思う。

          オーディオブック:女のいない男たち 聴了

          noteを始めて一週間が経った

          なんとか諦める事無く一週間が経過した。 それ程までに書くという事に不慣れな者にとって、習慣付けることは難しい。 世の中には自分の思いや感情を文章して書くことに抵抗が無い人や、当たり前のように読み手の事まで考えられた文章が多い。 私はというと、そういった自分の気持ちの整理やアウトプットという一連の行為に、未だ酷く疲れを感じてしまう。 筋トレと同じく、最初のうちは無理せず、慣れてきたところで負荷を上げていかないといけないのかもしれない。 考えてみれば、言葉に出して伝えるのも

          noteを始めて一週間が経った

          オーディオブック:成瀬は天下を取りに行く 聴了

          テンポも良く、ナレーターの鳴瀬まみさんの声も合っていたが、まさか"なるせ"被りだけでなく滋賀県出身とは。 読めば、聴けば、きっと成瀬が好きになる。 本屋大賞に選ばれたのも納得で、軽快に駆け抜けるようなテンポの良さと、爽やかさに溢れている。 ドラマ化とかも考えられそうだが、イメージで補完してる部分もあるので、あまり絵としては見たくなさもあるかな。 オーディオブックで聴いたが、本から入ってたらどうなんだろう、解釈の一致とか、気になっただろうか。 ここ最近は重めの作品ばかり

          オーディオブック:成瀬は天下を取りに行く 聴了

          読了:灰と幻想のグリムガル level.20

          ラノベも好物なのだけれど、結局最後まで付き合う物は少ないような気がする ソードアートオンラインも途中で挫けてしまったが、区切りがあるのでまだ救いがあるかな この作者の薔薇のマリアが大好きな作品ではあるが、なかなか話せる人は周りに居なかった。 かなり癖強い部分があるし仕方ないよね。 このグリムガルもかなり波がある、途中キツイなあと感じる巻もあったし、読むのを辞めようかと思ったくらい。 まあぶっちゃけランタとか、シホル周り、なんだかんだ、あるよね。 狙ってやってるのかな、多

          読了:灰と幻想のグリムガル level.20

          読了:変な家

          (※画像は全く関係ありません) 映画化もされ、話題にもなっていたので気にはなったいた作品。 前半の奇妙な間取りから考察する流れは面白くはあったが、ラストにかけてある種答え合わせがなんとも言えない気分になった。 そっちかぁ...と。 もう少し巻き込まれる系の方が緊張感あって良かったのでは、などと考えてしまったが、野暮な話だろう。 描写はサッパリとしていて、会話がメインなので、どう映画化したのか気にはなった。

          読了:変な家

          日本近代文学館芥川龍之介展

          天気も良かったので最寄り駅の駒場東大前からでは無く、代々木上原から歩くことにした。 大通りを越えると閑静な住宅地となり、歩いて10分程だが坂もあって良い運動になった。 道中立派な家やそこに止まってる高級車が多いが、空き地も気になった。 駒場公園には有名な旧前田邸の洋館がある、今回は文学館と併設されたカフェで過ごしたが、もし訪れる際は時間が許すならこちらの見学もオススメしたい。 入り口で300円の入館料を払い、受け取ったポストカードを2階で提示した。 芥川龍之介展は常設展

          日本近代文学館芥川龍之介展

          オーディオブック:未来

          湊かなえさん作、未来 朗読はのんさん 私は聴いている最中、何度か顔を覆い、気付けばぎゅっと唇を噛み締めていた あまりにも辛く、悲しく、苦しい気持ちになったからだ 子供の頃を思い出す。 中学の時のいじめや不登校、貧困。虐待。 当時は分からなかったが、思い返してみるとそうだったのではないかという事がいくつかある。 朗読を聴いている最中ではなく、合間のふとした時に、蓋をしていた記憶が蘇り、どうしてもそういった事を考えずにはいられなかったのが辛かった。 当時の自分に何か行動出来

          オーディオブック:未来

          つぶやきのテスト。朝ごはんにベースブレッドのリッチをハムとチーズを挟んで食べた。昼は昨日の残りのカレーを温めて。トマト缶を水分のベースとしたが酸味が少し強かった。今日の方がまるくなった気がする。今日の歩数は8,886歩。古本で本を三冊買いオーディブルは湊かなえの未来を聞いてる途中

          つぶやきのテスト。朝ごはんにベースブレッドのリッチをハムとチーズを挟んで食べた。昼は昨日の残りのカレーを温めて。トマト缶を水分のベースとしたが酸味が少し強かった。今日の方がまるくなった気がする。今日の歩数は8,886歩。古本で本を三冊買いオーディブルは湊かなえの未来を聞いてる途中

          BASEFOODお試し中、食事の幸福度と優先度について考える機会になった

          在宅で仕事をしていると、どうにも今日は出かけるのは面倒という日がある。 一日中という訳では無く、買い物だったり外食だったり、今では無いというか億劫になる時があるのだ。 無い人はそれはそれで素敵な人だと思います。 友達にはなれるかな?なれないかも。 そういう時の為に大抵は手軽な食べ物をストックしたりするのですが、それを置き換えできないか?というのがまずキッカケ。 栄養は考えられているが味はどうかしら? 続けられるのかな?など試してみています。 始め方は簡単、ネットで申し込

          BASEFOODお試し中、食事の幸福度と優先度について考える機会になった

          オーディオブック:ノルウェイの森

          本の場合は読了ですが、オーディブルの場合は何になるのでしょう? ここではひとまず聴了という事で。 私は村上春樹作品の熱心なファンではありませんが、ノルウェイの森は読んだ事があります。当時衝撃を受けた事は覚えてますし、下巻は読みながら入り込み、涙した記憶もあります。 ただ、やはり時間とともに記憶は薄れ、登場人物の名前すら曖昧になっているし、そういう意味でもオーディオブックに丁度良いと思って聞き始めました。 ナレーションは妻夫木聡さん 多分意図的に淡々とした語り口です オ

          オーディオブック:ノルウェイの森

          オーディオブックについての個人的な向き合い方

          偶にCMで流れてくるaudible。 隙間時間に本当にすっぽりハマるのか?三十時間ほど聴いた感想です。 正直最初の頃は内容が全く頭に入ってきませんでした。 もしかして自分は向いていないのでは無いか、情報を処理する能力が欠如しているのでは無いかと不安になる程、今聴いた言葉が右から左に抜けていくのです。 いや、こんな思いをしているのは自分だけの筈がない、何かがおかしいのでは無いかと、Google先生に『オーディブル 頭に入らない』等と問いかけてみます。 するとやはり同志諸君が

          オーディオブックについての個人的な向き合い方

          文章を書くという事

          当たり前に出来る事の方が玄人との差が瞭然であるという 今回はnoteをはじめようと思ったきっかけです 私は文章に纏めるというのが苦手で、昔から長続きした試しがないのです。 古くはmixiの日記に始まり、ブログやSNSなどでも、最初は意気揚々と書き始めるのですが、次第に書くネタに困窮し、そもそも何のために書いていたんだっけ?と、筆を置いてしまう癖があります。 このnoteはまず自分自身の為に書こうと決めました。 誰かの為というのは、期待や反応を得られなかった時や日々ネタ探

          文章を書くという事