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【超訳:人物図鑑】〜私にはこう見える〜

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社会の様々な職業や立場の人を 私なりに評価する失礼なマガジンです。どうかお許しをm(__)m
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#中小企業の経営

【母の教え🙏🏻 (商人の母メモリアル)】

まだウチがスーパーではなく、海無し県の山梨の魚屋だった頃、父が静岡の魚市場で働いていた母を「マグロと一緒に仕入れてきた」と言っていたことを思い出す。商才の無い父に代わって、私は「豪傑な母」に育てられた。 幼い頃から私に「お前は商人だから!」と言い聞かせ『帝王学』を叩き込んできたのも母である。 ✅デパートに買い物に行った時「2つ欲しいものがあって迷った時、お前ならどうする?」と母が聞く。 「良く考えて1つを選ぶか、一旦家に帰って考えてからまた買いに来る」と私が答えると

【山梨県立図書館長 阿刀田高 殿】

「あなたを県立図書館の館長に任命します!」 当時山梨県の教育委員長だった私は、甲府駅のまん前に出来た新しい「県立図書館」の館長に就任した作家の阿刀田高氏に任命状を手渡した。 なぜなら県立図書館の設置者は、手続き上教育委員長となるからだ。図書館など行ったことがない私が設置者とはもはやギャグでしかない(^^; 実は県立図書館長は公立高校長の天下り先として最上位、これを民間人にするには力技が必要だった。図書館を考える会のおばあちゃん達の直訴で「本が好きな人を館長にして欲しい、

【俺を誰だと思ってるんだ!】

「お前は誰だ?」と突っ込みたくなるこのセリフ。まあ最近ではあまり見かけなくなったタイプのおっさんである。 人は誰しも年を取る。その時は次の世代に自分の知識や経験を置きみやげに、そっと去るのが賢明だと思う。 『生涯現役』は理想と言えども、若い芽を摘むような居座りは迷惑な話。なにごとも「引き際」が肝心、現役のステージは他にもあるからだ。 高齢重鎮の政治家の先生たち、アカデミー界の権威者、「会長」とは名ばかりの実質経営者、法曹界、医療界の大先生。 「俺がいなけりゃこの会社(

【🎬映画の字幕翻訳家 戸田奈津子さんとの思い出】

商店街に悩みは多い…💦 『商店街の人出が減って困ったもんだわ!何かイベントでも考えなきゃな。金は無いから補助金貰ってこい!』お爺ちゃん役員はいつもこんな感じ。 商工会の青年部のエースだった自分にも、いいアイデアなんか浮かばないm(_ _)m GG 「芸能人でも呼んでパーっとカラオケ大会でもやるか(^O^)/」(黙ってろって!) ✅世界中のどんなスターよりすごい人が「知り合いの知り合い」に居るぞ! 知ったかぶりの一人が手を挙げた。(その『知り合いの知り合い』こそ当てに

【人物図鑑① 田舎の県議・市町村議員の人たち】

国会議員の大先生にイチャモンつけるほどの人格は持ち合わせていないので、私たちの身近にいる「バッジ」を付けた人たち「地方議員』に一言。 もちろん誠実で精力的に活動している議員も多い。親の跡を継いで政治家になる方や副業感覚の方もいる。 ✅私の住む街も例外ではない。 市議の3分の2は元市役所職員、住む地域からうまく割り振られて、選挙は無投票レベル。公約も誓約も毎回使い回し🤣 ✔︎地域活性化 ✔︎教育問題 ✔︎高齢者対策 これで一丁上がり! その中から県議会議員に『天上り』す

【人物図鑑② : 銀行員という人たち】

あれだけ映画やドラマで悪いイメージで描かれ、その中からヒーローが出てきても、結局はまた悪がほくそ笑む業界…。 ✅銀行員・公務員・医師・政治家・弁護士・教師✅ 頑張っているのに変な目で見られる方やその家族は溜まったもんじゃない💦でもそのドラマの視聴率はとても高い (笑)。きっと現実に近いから物語になるのだろう。 🤞今日は私が関わった『銀行員』の皆さんについて。 ✅いろんな銀行員と関わった。 それこそ田舎の信用組合の担当者から、地銀・都銀の支店長、経営改善計画提出のため