私の住む山梨県の「長崎」知事は、全国ニュースに取り上げられることが多い(きっとご本人も好き)。コロナ期の「山梨版CDC (対策グループ)」設置や、独自の飲食店営業許可「新山梨モデル」。リニアモーターカーの件でお隣の知事と口げんかしても全国ニュースになる。

直近の「信玄公祭り」の武田信玄役を女優の冨永愛氏にした頃は良かったが、ここに来てまた雲行きが怪しくなってきた…。

今話題の「裏金問題」、それが国会議員だけでなく、知事にまで飛び火した。それも我が山梨県の知事である。

元国会議員にしてまだお若い、国政への復帰は選挙の度に囁かれ、さすがT大卒・元官僚・元衆議院議員のキャリアは、どこかの「魚屋のせがれ」とは比べものにはならない。上を見ても下を見てもキリが無い。

国会議員の浪人時代にお世話になった「2Fさん」からもらった政治資金？を届け出せず、事務所の金庫にしまっておいた。「これから届けるからもういいじゃん🙏🏻」との弁明。そして、

👤「これ以上しつこく聞いたら、おたくのテレビ局を出禁にする。記者会見でもそのことには触れるな‼️」とお達しを出したのだ。

☝️「待ってました〜！」とばかりのローカルテレビ局。

「言論の自由・報道の自由・政治的検閲」、これらを理由に一気に対決モード。そもそも国会議員だけでなく、知事にまで波及したのだから記者の血が騒ぐのも当然である。

で、「ヤベーこと言っちゃったか？」と思ったのか「そんなつもりで言ったんじゃない」と弁明。しかし引くようなメディアではない。

謝ったり認めない「偉い人」は多いものだ。1,182万円も手元にあったら、普通の人なら気が気でない。それに県民は、国会議員みたいな「方便」を地元の知事さんから聞きたくはない。

さてこの「出禁」を食らった山梨のローカルテレビ局。創設者はかの元自民党副総裁「K丸」一族である。「あれっ？2FさんてK丸さんと政敵だったっけ？」などと勘繰るのは、昭和40年以前に生まれた人だけかも知れない。

記者を「論破」して終わる、いつもの「コップの中」の出来事で済むと思っていたが、なんとこのやり取りが昨今の政治家の裏金問題を扱ったTBS「報道特集」でガツンと放映されてしまった。追いかける記者に背を向け、足早にその場を去ろうとする知事。画角も臨場感もバッチリである。

(小声で…)山梨のそのテレビ局はTBS系列w。早速「親分」にチクったことは間違いないだろう (笑)橋下某氏にまでインタビューを取って、「金に汚い政治家はやめてしまえ！」と言わせる始末。

これでまた全国ニュースになってしまった我らが知事。
👤「裏金の定義を教えてください！」

👥 定義を教えたらまたそれを否定するんでしょ？

最近「潔く」謝る人を見ることが減った気がする。
謝ることは恥じゃない。