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【シェイク・イット・オフ‼️(shake it off)】

さすが「世界の歌姫」テイラー・スウィフトである。彼女のライブがもたらす経済効果は計り知れない。先の東京ドーム公演でも、(円安の影響もあって)世界中からファンが訪れ、外国人の姿が多かったという。

チケット代・コンサートグッズ・交通費・宿泊費・ついでに立ち寄る観光地でのグルメやお土産代。楽曲配信・ライブDVD・ファンクラブ…。着ていく服から手にしたサイリウムまで含めたら、動くお金は天文学的な額になる。

👥ファンは「この日」のために頑張ってきたのだから、財布の紐はフルオープン!他人には理解できなくてもそれでいいのだ、それがいいのだ。


人気のアーティストが世界を回る時、アジアにおいて日本がスルーされることは稀(まれ)である。ゆえにアジア諸国からファンが集結する訳だが、テイラー・スウィフトの東南アジアツアーではシンガポールのみで独占公演された。これに東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々の「ヤキモチ」で外交論争に発展しているとのこと(^^;

「唯一の」開催国シンガポール政府は、他の東南アジアの国で公演しないことを条件に、テイラー側に交渉したという。その額「一公演4億5000万円」(@_@) なにやらオリンピックの招致合戦とダブってしまう。

🎵ポールマッカートニーが一公演2億円、エルトン・ジョンが1億円のギャラとの話である。彼らももちろんビジネスなので、ギャラさえもらえたらどこにでも行く。事実エルトン・ジョンはドバイの富豪の誕生日パーティー?に演奏に行くし、エアロスミスだってスーパーマーケットの従業員親睦会でライブをするw。

政府までもが関与して招聘(しょうへい)されるビッグアーティストは中々いないだろうが、その裏には魑魅魍魎の駆け引きが繰り広げられている。ファンはそんなことを気にする必要はないが、(所詮)興行の世界、プロモーターが変わる時にはブラックマネーが動くことは想像に難くない…。


サザンオールスターズが聖地「茅ヶ崎」でライブをしたり、かのコンプレックス(布袋+吉川)が能登震災のチャリティで再結成するなど、エンターテイメントのパワーが経済効果や地域復興を後押しすることが増えてきた。『ライブエイド』を生中継で観た世代の私も、とても嬉しく思う。

政治的な匂いがするのはいただけないが、今後もエンターテイメントの底力に期待している。

#アミューズの本社は山梨県にあるんですよ



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