停電時に思ったこと。

 昨夜、東日本大震災以来の大地震が起きて、久しぶりに防災について考えました。日常が奪い去られる感覚を、どこか他人事のように思ってしまっていました。

 私自身、2011/3/11は神奈川県横浜市の職場にて被災して、多少の日常は奪われたはずですが、結局の所、被害がなかったので、どこか他人事の経験でした。その10年後、地震時に停電して、改めて思ったことを少し綴らせていただきます。

電気の重要性を再認識

 突然の地震と停電でした。寝ていたので、何が起きたか分からなかったです。地震で揺れてるのは分かるが、光が全く無い状況に、今は現実なのか、何が起きているのか、頭はパニック状態になりました。

 地震が少し落ち着き、ブレーカーが落ちているのだと思って、確認しに行ったところ、問題ないので、停電に気がつきました。

 また、家の中で電気を使用していないものの少なさに驚かされました。

地震、停電時における情報収集

 スマホで情報収集を開始しましたが、格安SIMのせいか、回線は不安定でした。もしくは、地域住民が全てネットワークにアクセスしたところ、基地局がダウン気味だったのかも知れません。どちらが事実かはわかりませんが、電池が有限のスマホかつ、回線不安定な中、イライラしながら、情報収集はストレスのかかるところでした。

救世主は手回し充電ラジオ

 地域密着の情報は取れませんが、大まかな情報が取得出来るという意味で持っていて良かったです。わずかな情報取得でも、分断された中では電気が必要ないと言うのが心支えになりました。

私的なことですが、意識が変わったこと

 10年前は物質依存していて、家のあれこれが壊れていたら、嫌だなと思ってましたが、サブスク時代になり、物質依存が減っているのだなと感じた部分もありました。災害時は何を持って行くと言うよりは、自分の命が助かる方法を優先する意識が持てていたのは、この10年で変わった点でした。

電気が無い世界で

 停電が起きて、電気が無いと何も出来ないと思いましたが、スマホとソーラー充電器があれば、意外と平気なのかも知れないと思ってます。
 まだ、ソーラー充電器は持っていないので、買おうと思ってます。そのほかは諦め、生きる為に最低限の、食料と水は見直そうかなと思ってます。
 短期戦と、長期戦では大分違うと思いますし、被災の状況でも違うと思いますが、個人的には手回し充電ラジオと、ソーラー充電器はあって困らないなと思いました。

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