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【遠出ミュージアム11】中之島周辺(大阪)

数年前、行ってみたいお店(作業場)があったことがきっかけで大阪を訪れた。その前に行った時は忙しくて街は散策できず、この時がほぼ初めてだった。

大阪の、特に地下鉄の駅での第一印象は「日本」でした。大阪のサインには、東京に比べて圧倒的に日本語が多いと感じました。さらに大阪弁もある。これは結構なカルチャーショックでした。なんだか日本に来たみたい!と国内移動のくせにわけのわからないことを発していました。わたしは普段東京に日本を感じていないのかもしれないです。

さて、その地下鉄ががっつり通っている中之島周辺は、近年イケフェス(生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪)がおこなわれることでも有名で、とにかく今も現役で使われているレトロ建築がたくさんあります。これを野外建築の博物館と言わずしてなんというという感じです。

街中に散らばる古い建築物を見て回るだけでも楽しく、もちろんすべてではありませんが現役なので中にも入れます。お店に改装していたりカフェがあったり、またはそのまま当初と同じ役割で使われているところがあったり。中でもよかったのは中之島図書館。かっこよくて驚きました。そしてその中のカフェが最高でした。スモーブローがいただけるお店はゆったりとしていて土佐堀川がちらっと見えたり、と旅先での貴重な癒しスポットです。公共施設の中のカフェでご飯も美味しくて素敵って難しいのにな。近くにあったら確実に通っていると思います。

東京でも下町などで古いビルを改装して再利用しているところが多いですが、大阪の方がずっと規模も大きく本当に生きているというか、「生き生きしている」感じがしました。

お決まりのように大阪(梅田)駅と新大阪駅を間違えたり、串かつやたこ焼きを食べたりと大阪のソウルフードを堪能。東京では観光する人は何を堪能しているのか?自信を持ってお勧めできるのは、あっさりとしたラーメンや餃子くらいしか思いつきません。東京にはソウルフード的なものがなく、紹介するのに困ります。

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