矢内りょう
公開したショートショートの一覧です。これからも頑張って追加していきます。
写真の投稿をまとめています。
来年はたくさん書きたい。人生の最高値を更新する。そのために、たくさん書いて残す。皆さん良いお年を。
通話終了。コーヒーの湯気は行方知れずに。
ベンチに2人、間に佇む同じ2冊の文庫本。
同じ窓から見える同じ風景ばかりの写真展。
昨日買った口紅を、君の部屋に残して去る。 素敵な企画があったので。 忙殺されつつある11月に少しでも心に余白を残しておけるように。 ①にしてしまったので、何作か応募予定です。 #小牧幸助文学賞
一月往ぬる二月逃げる三月去る、なんて言い回しはよくあるけれど、8月の速度は更に上を行くと個人的には思っているのです。 教師って仕事をしているもので、夏の過ごし方は学生時分とあんまり変わらないところがある。 世間に広がっていた（今はそんなことはないと信じたい）誤解で、教師も夏休みがあるんでしょ？みたいな話は、全力で否定したいところではあるけれども、学期中とは働き方がガラリと変わるので100%違うとも言い難い。 仕事の質が変わる、というところですかね。 生徒を相手に仕事をして
ジメジメと心にも黴の生えそうな梅雨の日。 5月の初めに第1子が誕生しました。日々の成長に比類なき喜びを覚えつつ、命が育つとは本当に大変なことであるというのを実感する日々です。 あと半月で締切を迎える創作大賞への作品も頓挫したまま。悔しいなぁ。 1年が半分終わる。後半戦も頑張ろう。
いつも通りの時刻に目が覚め、 いつも通りに用意をして、 いつも通りに出勤する。 こんな毎日をどれだけ繰り返してきただろう。 空虚な日々と現実の温もりを繋ぎ止めてくれるのは 毎日通っている弁当屋の日替わり弁当だった。 今日もいつも通り日替わり弁当を頼もうとしていると 新メニューのポップが目に入った。 『心お弁当』 名前にも心惹かれた。 「すみません、今日はこっちで」 昼休憩が始まり、自席で期待に胸を膨らませ 『心お弁当』を開いた。 見た目は普通の幕内弁当だ。 ご飯の上
note創作大賞、始まりましたね！書籍化を夢見るものとしてはなんとしても頑張りたいところ・・・！ エッセイと小説の部門に一つずつ投稿できたらいいなぁ。 楽しみに、さらに弾みがついていい感じだ。頑張ろう。
ご報告です！ 先日投稿した記事が、なんと コンテストで賞を頂きました！ 他の受賞作の素晴らしいこと… 並んでいるのが恥ずかしいのですが、 それでも審査員の方から評まで頂いて 本当に嬉しい限りです。 今回選んで頂いたことでpvも、 どえらいことになっておりまして。 この一週間で2000人近くの方に 読んでもらっています。 柄にもない小っ恥ずかしいことを書いて、 それが衆目に晒されるとは… 嬉しいやら恥ずかしいやらで気持ちがドタバタです。 今回のコンテストに参加して感じたこ
食べることが好きだ。 子どもの頃からどんなに調子が悪いときでも食欲が落ちることはなかった。 本能的に、食べることで元気を取り戻そうとしているのかもしれない。 学生の頃から学校にいる時間の楽しみといえば給食と部活だった。 立場が変わった今でも、それは変わらないのだけれども。 どんな食事も元気をくれる。頑張ろうと思わせてくれる。 食事をそんなふうに捉えられる自分は、 他の人に比べて大きな悩みもない幸せな人生を 送ってきたのかもしれないな、とも思う。 そんなポジティブさんな自
おはようございます。忙しさにかまけてショートショートの更新すら止めてしまいました… 今日から新年度のスタート。前年度比200%のやりがい地獄です。 小さくまとまらないように、書くことを、生み出すことを大切にしていこう。 ではまた。
雨上がりの校舎。 理科室前に置かれた鉢から伸びた 朝顔が水滴を湛えている。 水滴に理科室がぐにゃりと曲がって映っていた。 「おい、本当にこれで大丈夫なのかよ」 「間違いないって。これで成功する」 彼らは夏休みの課題である自由研究に取り組んでいた。 2人で共同研究をしようとするまでは良かったが、 肝心要の内容がいつまでも決まらなかった。 朝顔の観察日記でお茶を濁そうとも思ったが、 生徒指導の理科教員が入道雲の如く 怒りを立ち上らせる様が脳裏をかすめ、 代案を考えざるをえな
ドッドッドッ。 相変わらずうるさい車だなぁ。 家の遥か手前から存在をアピールしてくる彼の車。 いつもは煩わしいあの音も、今日はなんだか愛おしい。 玄関の鏡で、前髪の最終チェックを済ませる。 今日は私の誕生日。 付き合って5年になる彼が、夜景の名所に ドライブに行こうと計画してくれた。 ドッドッドッ。 年季の入った車はぐるぐると螺旋を 描くように山を駆け上っていく。 木々の隙間から麓の煌めきが見え隠れする。 ドッドッドッ。 美しい夜景の片鱗に、私は先日彼がスマホで
予報では曇りだった今日の天気。 ありがたいことに予報は外れて気持ちのいい青空のもとで１日を過ごすことができた。 気持ちのいいこの春の日に、さらに嬉しい知らせが届いていた。 先週投稿したショートショート「ヘルプ商店街」が企画者のたらはかにさんに紹介してもらえていた。 投稿し始めて2回目（昨日の投稿を入れてやっと3回目…）。 そんな創作初心者が選んでもらえていいのかという思いはあるけれど、自分の作品が誰かの目に留まり、読んでもらえて、さらに評価してもらえる、こんな機会はこの
ゲームやマンガなどはダウンロードして楽しむ時代がやってきた。 熾烈なダウンロード競争は次から次へと違法ダウンロードを生んだ。 脱法的な輩を排除し、作品心待ちにする人に楽しんでもらうため、 あるクリエイターがアイデアを考え出した。 その名も「ダウンロードファーストクラス」。 これがとても好評だった。 真っ先にコンテンツを楽しむことができ、 セキュリティ面を強化したことによる違法行為の防止も、 現代社会に受け入れられ、このサービスの登録者数はうなぎのぼりだった。 しかし、い
