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【アメリカ南部中西部5000kmの旅:ナビなしの激走、今日だけで1,000km超え】

アメリカ滞在7日目は、アーカンソー州のNorth Little Rockからカンザス州のSalinaまで、なんと1日で636マイル(東京-小倉くらいの距離)のこの旅一番の超ロング移動。


実は、5年前のROUTE66走破の旅のとき同様、今回の旅でも3つのルールを自ら設定しています。

1.ナビを一切使わない(緊急時を除く)

2.日中はスマホを使わない(緊急時を除く)

3.1日1人以上(日本人観光客以外と)仲良くなる!

このうち1と2は、ナビやスマホが当たり前となっている現在、時代に逆行するような内容。

そんな中、ナビもスマホも使わず全ての目的地に着くにはどうしたら良いかを考え、出した答えが写真の「印刷した地図」

何ヶ月も前からGoogleマップであらかじめ「面白そうな」ルートを検討しまくり、全てのルートをプリンタで印刷し、日程ごとにクリップで挟んで持参。

あとは、辻さんが地図と睨めっこし、すずりゅうがGoogleMapとストリートビューの記憶を頼りに二人で道を辿っていく。

とはいえ、ご覧の通り非常に大雑把な地図なので、時々道を間違えるし、現在地が分からなくなる事もある。

そんなときは車を走らせながら「野生の感」と「人間の知性」をフル動員して本来の道を見つけたり、ときには道路脇に車を停めて、改めてふたりで道を考えてみたり。

ナビやスマホを使えば全く不要なこんな不便さが、実は人本来の「感覚」と「思考」を大いに思い出させてくれる。

おかげで7日目ともなると、道を間違えると「多分、ここ違うね」と肌感覚で分かるようになり、再び自らの感覚と周囲の景色から復帰できるようになってくる。

ナビやスマホに頼らず、自ら考えようやく目的地に辿り着いくと、大いなる喜びが待っている。

これって道路だけでなく、人生も全く同じだなとふと感じる。

道路も人生も、「道」ですからね!

【5年ぶりのROUTE66】 


今から約5年前の2018年9月と10月、13日間かけてシカゴからサンタモニカまで約3,800kmを走破した、古き良きアメリカのマザーロードROUTE66。

あれから5年、再びROUTE66にやって来ました。


今回はあくまでも旅程の一部として65マイルのみの走行でしたが、やはりROUTE66は他のどの道路とも違います。

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