「食べる」のしんどい #13 冷やしフライドチキン&ご飯
最高にしんどいと、何もする気にならない。
食事作るとか、まあ、ないな、となる。
そんな時に前日残ったケンタッキーフライドチキンが冷蔵庫にあれば、極上のミールが出来上がる。
ドン。
冷やしフライドチキンとご飯である。
絶望的なルックス。茶色と白のハーモーニー。これを料理というべきかどうかはわからないが、かの魯山人も冷めたとんかつがめちゃうま、と書き残していたりするので、許されるんじゃなかろうか。
味を簡単に説明すると、冷たくて固くてしょっぱい。あんまり美味しそうではないが、脂も冷たい分、口の中で溶けるような食感が楽しめる。そこで温かいご飯の登場である。脂がさらに溶ける。良い。
炭水化物と塩分と脂があれば、だいたいの人間は満足する。脳内物質のせいで脳が誤魔化されるのだ。そういう誤魔化しも時には必要だろう。
しんどい時は、特に。
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