藺引森はＪＲ海南駅の東にある「大神宮遺蹟」の石碑が建っているあたりにあったと伝えられ、万葉集にも歌われた名高浦に程近い風光明媚なところでありましたが、高波や津波を恐れて日方の東山、現在の社地にご遷座されたと伝えられている。

変更履歴
2023/06/04　初版

▼HP

▼アクセス

和歌山県海南市日方600

▼祭神

祭神：アマテラス
配神：伊勢部柿本大神

▼見どころ

　元伊勢「吉備国名方濱宮」候補
　アマテラスを祀り、元伊勢の伝承をもつ神社。

　伊勢神宮の鎮座伝承を記した『倭姫命世記』によると、大和の笠縫邑（大神神社摂社「桧原神社」）、丹波の国（現在の京都府、天橋立の籠神社）に巡幸され、大和の伊豆加志本宮、紀伊国奈久佐濱宮、その後「吉備国名方濱宮」に遷り、4年間御鏡を祀ったと伝えられている。その吉備国名方濱宮は海南市日方にあった藺引ノ森であると古くから言い伝えられ、『紀伊続風土記』や伊勢神宮の鎮座縁起『倭姫命世記』にも記されることから元伊勢のひとつとして知られている。ただ、比定候補は何個かありますが、今回はここだけ参拝。

▽拝殿・本殿

アマテラスを主祭神に、スサノオ、熊野久須毘命、市杵嶋姫命を祀る。

▽若宮八幡宮、妙見神社・金毘羅神社・秋葉神社・住吉神社

▽山王神社

▽戎神社

▼旅行記

▼セットで行くところ

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