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小野小町など小野氏所縁「隨心院」隠れ美仏・如意輪!雅な門跡【京都伏見・山科シリーズ】【京都山科シリーズ】

991年に「小野郷」に創建。小野妹子、政府と冥土通い伝説・小野篁(たかむら)、絶世の美女・小野小町の地ですね。門跡寺院なので、寺内に入ると良い空気感を感じる。桜と御開帳時期に拝観!

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変更履歴



▼HP

▼アクセス

京都市山科区小野御霊町 35

▼本尊と脇時

如意輪観音坐像

▼見どころ

  • 991年、弘法大師・空海の8番目の弟子・仁海に曼荼羅寺の塔頭として創建

  • 仁海は真言宗小野流の祖で、雨乞いを9度成功させた霊験が高い僧でもある

  • 順徳、後堀川、四条天皇の祈願所になる

  • 5世僧俊のときに隨心院に改名

  • 1229年、後堀川天皇よりから、門跡寺院に資格が与えられる

  • 小野氏一族が栄えた場所

  • 小野小町所縁の寺で、邸宅跡とも言われ、化粧井戸、多くの男性から送られたラブレターを埋めた場所がある

  • 応仁の乱で焼失するが、1599年頃に宮家の九条家により再興


 平安時代に小野一族が栄えた場所で小野小町所縁の寺。鎌倉時代の本尊「如意輪観音坐像」を公開時期に拝観。

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 小野小町所縁の寺です。公式HPでどうぞ。

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 如意輪観音坐像をご本尊とする本堂の南には心字池という池があり、この池から書院にかけては苔の庭が美しい。 庭一面が苔に覆われていたことから、随心院は「洛巽(らくそん)の苔寺」と呼ばれていたそうだ。

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 本尊までには庭園や宝物を見ることになる。

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 本堂には本尊「如意輪観音坐像」が安置され、左には快慶作「金剛ザッタ菩薩@重文」、右に定朝作「阿弥陀如来坐像@重文」が安置される豪華な組み合わせの仏像。

 本尊の如意輪は重文でないのが不思議なくらい、素晴らしい雰囲気と佇まいであり気に入った!!と、同時に昔、他の寺で似た仏像があった気がしたので、妻と思い出そうとするが思い出せなかった。。私は奈良明日香・橘寺で妻は奈良・元興寺ではと思ったが違うな~。和歌山・青岸渡寺が一番近い気がするが、もっと似ている如意輪があった気がする。

 その他の仏像を紹介すると、向かって右から小さいながらも男前な「宝冠釈迦如来坐像」とが脇時「文殊・普賢菩薩」の釈迦如来三尊形式が安置されている。

 次に薬師如来坐像で、次に真打ち!は快慶作「金剛ザッタ菩薩@重文」である、右手の角度がやばい向きになっているのが面白い。2018年の快慶展でも見仏したが、寺でいる方が存在感がある。寺の説明では胎内の納入書からは快慶作と墨書が残っているそうだ。(仏像展などを企画する紡ぐプロジェクト動画から仏像の姿をどうぞ。)

 本尊左側には定朝作「阿弥陀如来坐像@重文」で豪華な並びなので3回周ったぐらいだ。最後に阿弥陀の次は不動明王三尊が安置され、法像が並んでいる。

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 堂内は広く、色々なお堂や襖絵が公開されている。その他、印象に残っているものは、かなり前のめりの「地蔵菩薩立像」と小野小町の晩年の姿とされる「卒塔婆小町坐像」だったな。

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最後に、寺の説明動画をどうぞ!

▼旅行記

▼セットで行くところ


▼仏像展


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