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嵐山・天龍寺塔頭「宝厳院」寺の中の温泉「弘源寺」で新緑・紅葉・庭園でマッタリ【京都】【嵐山シリーズ】

嵐山代表の天龍寺は今でも塔頭を持つ寺院で春秋に特別開帳している。朝早く来て1回1000円の駐車場に車を停めて、嵐山観光するのがよいだろう。事前にホームページを見るべし!!

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春秋公開をよくする塔頭エース。

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変更履歴
2022/10/10 
弘源寺更新
2021/10/23 初版

▼HP

※後述「▼見どころ」参照

▼アクセス

※後述「▼見どころ」参照

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽慈済院

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いつも山門を公開している塔頭。本堂には弁財天を祀っている。ということから、神仏習合を残す塔頭とも言えようか。

▽宝厳院

京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36。天龍寺西側を突き抜けて5分ぐらいテクテクしたら到着する。共通券900円で弘源寺の拝観もできるので、共通券がオススメ。庭園で写真を撮りまくりたい方は宝厳院からどうぞ!!

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 創建時は京都市上京区にあったが、応仁の乱で焼け落ち、ここに移転して復帰した。獅子吼の庭が有名で、秋の紅葉と苔のコントラストは素晴らしいと寺の由緒書きを見て思った。小さな寺なので、三脚などはNGです。

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 本堂には本尊十一面観音立像で脇侍に33体の変化観音と地蔵菩薩を安置している。本堂は近年、立て直したようで新しかった。

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 嵐山の景観を取り入れた借景式山水回遊庭園。江戸時代から紅葉の名所としても有名で、創建後600年なので、京都では比較的新しい時代の寺院に入る。

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 6月ごろは苔がびっしり生え綺麗な写真スポットになりそう。その名にある「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で最後の方に獅子に似た岩があります。

 お茶屋さんで500円になります。一番奥にあり、他の所より綺麗な苔になっています。

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 奈良の葛城市・大和郡山市周辺にもこの寺院のように、小さいながらも自然と調和し、綺麗に手入れをされている寺がある。久しぶりに奈良の庭園に行こうかなと思った。

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 本堂入り口から巨大石、苔、水、新緑が調和した風景が目に飛び込んできた。周りの木々はモミジなので、紅葉時はすごそうですね。ただ、人多くて疲れそう・・・。ライトアップもするようなので、興味のある方はどうぞ!!

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 順路の最後にかかると、苔苔苔タイム。苔=奈良・唐招提寺、奈良・秋篠寺、京都・地蔵院、京都・苔寺だが、ここも負けていない!!

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 獅子岩の背後には羅漢がいました。注目で、有名な獅子岩の写真を撮り忘れた・・。また、紅葉時の朝一に来ようかな。

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紅葉は「京都いいとこウェブ(HP)」より

▽おまけ

湯豆腐会席3800円/人です。昨日、大阪で湯豆腐会席を食べましたが、こっちの方が安い。。この店の前には嵐山羅漢があり、ここも見逃せないところです。

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天龍寺と天龍寺塔頭宝厳院の間にある。一言でいうと「湯豆腐 嵯峨野」の前に『嵐山羅漢』が安置されている。慶派のリアリティを継承しているようで、大報恩寺こと千本釈迦堂の十大弟子を思い出した。

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羅漢には釈迦の息子がいます。名は「ラゴラ」で、このラゴラは黄檗宗では両手で自分の腹を割ると釈迦が現れる仏像表現をしています。釈迦の周りに羅漢が安置されれば、息子探しを始めましょう。代表的なのは京都・万福寺ですかね。

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▽弘源寺 ※年3回の腰くねらし過ぎ毘沙門

 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町65。庭園を見て思い出した。京都特別秘宝公開で来たところですね。ただ、今回は腰くねらし過ぎ「毘沙門天@重文」が目的。

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この仏像はたぶん、小さいなと思っていたが、予想より大きく、ライティングが手助けして見やすかった。この仏像はインドから渡って来て、最初は比叡山に安置されたそうな。
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 ※寺伝ではインドの僧が作成したとするが、各寺院から
  比叡山延暦寺からの仏像ともいわれている。
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 天龍寺塔頭「弘源寺」の「毘沙門天立像@重文」は紅葉の時期に公開される仏像で、いずれ運慶作だ!と誰かが言いそうな気がしていたが、平安時代作なのですね。。小さいながらも迫力のある仏像です。

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嵐山を借景にした紅葉も有名らしい。上の写真の枯山水は手前が此岸で、置くが彼岸を表す。つまり此岸は迷いで、彼岸は悟りを表す。
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 ちなみに古い掛け軸には、この周辺に温泉の源泉が沸いたらしく、無料で提供したそうな。

▽最後に

天龍寺の塔頭なども書かれた境内図です。参拝不可や檀家のみの所など色々ありますが、たまに公開しているので、見逃さないように。

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▼セットで行くところ

「#嵐山」「#嵐電シリーズ」ですね。阪急電車の方は梅宮大社、松尾大社、月読神社ですかね。


▼旅行記

▼仏像展

▽2021年 毘沙門天


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