みんな何かの奴隷だった

 進撃の巨人のとあるセリフより拝借。そう、人は何かに酔っぱらってないとやってらんないんだよな。

 今日は友達の誕生日祝いでちょっといいお店でランチをしに行った。

 最近の私は急激に太りすぎて着られる服がなくなってしまったので、休日はパーカーとゴムウエストのスカート、コートも着れなくなったのでカーディガンでやり過ごしてる。その友達はすごくおしゃれでいつも素敵だから、私も一応ワンピースとかちゃんとした格好するようにしてたんだけど、もうちゃんとした服は入らなくなってしまったので仕方がなくパーカーとスカートで行くことにした。

 あまりに適当な格好になんかいわれるかな、と思ったら、その子は私の格好を見るなり「ヤンマー今日はカジュアルだね!その恰好もかわいいね^^」と言ってくれたのだ。

 すげーいい子😿

 どう考えてもすっごいデブなおばさんが楽な格好してるだけなのに。
 なんでもポジティブにとらえてくれて、私のことを手放しでほめてくれるその子のことがますます好きになった。

 ランチしてるときにプレゼント渡して、それもすごく喜んでくれた。彼女は私の言うこと、やること、何も否定しない。全肯定で褒めてくれる。私はそれにいつも甘えてしまうし、助けられてる。

 その後記念に写真を撮りたいというのでツーショットを撮った。解散した後にそれを送ってくれたんだけど自分の顔のぱんぱんさと体の大きさにまた落ち込んでしまった。

 こんな体で外を歩くのが恥ずかしい。こんな顔を人に見られるのが恥ずかしい。でも食べるのをやめられない。痩せようと努力もしない。

 落ち込むくらいなら、ショック受けるくらいなら、ダイエットすればいいのに。お菓子食べなきゃいいのに。走ればいいのに。

 でもできない。どうしてもできない。

 ギャンブルとか不倫でバッシングされたり薬でつかまったり人に迷惑をかけてる人を見る度に
「ダメになるってわかってるのに、なぜやってしまうんだろう。」
「そのお金を別のことにつかえばいいのに。」
「大切な人を裏切ってまでなぜしちゃうんだろう。」
と思っていた。

 私が痩せれば色んな事が解決するのに、それができないのと、もしかしたら根本は同じなのかもしれない。問題は、薬とかギャンブルではなくて、別の問題から逃げるため、メンタルを保つため、それこそ何かに酔っぱらっていないといかないような状況だから、みんな何かに依存せざるを得ないんだろう。

 少し前に行ったカウンセリングでも、ダイエットがどうしてもできないことを相談すると、問題はそこにはない、と言われて、痩せればすべて解決するの?どうして?誰のために?と深堀されて、結局は昔から親に体型のことを言われたりしたことが呪いのようになっていることがわかった。
太っているからダメだ→なぜだめなの?→男の人から好かれない→そもそも男の人から好かれないといけないの?→結婚して子供産まないとちゃんとした大人に見られない→そんなこと誰が決めたの?→少なくともうちの親は結婚してない私にがっかりしてる→どうしてガッカリされなきゃいけないの?一人で立派に生きてるヤンマーさんは何も悪いことしてないよね?

 という感じで最後は自分を肯定してもらえたみたいでダバダバ涙がでてきました。

 でもやっぱり太っていると好きな服も着られないし、おしゃれもできないし、そもそも健康に悪いからやっぱり痩せなきゃと思うんですよね…。

 結局最後は言い訳ばかり。
 明日市民プール行こうかなって思ってるけど実行できるかな…。

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