見出し画像

神様いました。

 た、大変なことが起こった…。

 後輩くんと偶然会って二人でお茶してきた。

 あんなに会いたい会いたいと願っていた後輩くんとまさか会えるなんて…!しかも休日の私の地元で。

 今日はちょっとした用事があって出かけてたら後ろから話しかけられた。「あれ?ヤンマーさん?」

 あんなに夢に出るほど聞きたかった声が聞こえて心臓が飛び出るかと思った。振り向くとまさかの後輩くん。

 「え?!なんでいるの?!」
 「いやー。なんかこっちでしかできない〇〇があって…。」
 
 うそでしょ!?!?!?!?!?!?!?!?
 そんな偶然ある????????????????

 動揺して手が震えてたと思う。後輩くんが用事を終わらせている間に私はの頭の中でめちゃくちゃ考えた。

 (こんな偶然二度とない!ご飯に誘おう!!!!!!!!もし今日忙しければ次の約束をとる!!!!!)

 そう一瞬のうちに決意を固めた私は用事を終えた彼を待ち伏せして、道端で立ち話した。
「久しぶりー元気だった?」
「いやー、ヤンマーさん、元気ですか?こっちも色々あったんですよー。」
「そーなんだー。私も〇〇くんに話したいこといっぱいあるんだよー。」
「え、ご飯でもいきます?いいっすよ!」

やったー!!!!!!!!!

 時間も微妙だったので近くの喫茶店でお茶をすることに。相変わらず、私服がダサい!(笑)でもそんなのいい!私はウキウキした気持ちを抑えながら久しぶりに見る後輩くんの顔を堪能した。

 しかーし、ウキウキしてたのも束の間、お互いに仕事の疲れがあったのと、私も体調があんまりよくなかったので、全体的に仕事の愚痴と言うか、あんまり楽しい話ができなくて、結局2時間くらいで解散してしまった。

 本当はもっと話したいことがあったはずなのに、実際に目の前にすると大した話ができなかった。でも後輩くんの話は聞けたと思う。彼女もたぶんできてないし、上司♀ともそんなにすっごい仲良しってわけでもないし、若い女の子といちゃいちゃしてるわけでもないし、本当に何一つ変わってなかった。

 初めて長い時間ふたりだけでしゃべったけど、うん、こいつもてないだろうな!ってめちゃくちゃ思った(笑)でもいいんだ、そんなもてない後輩くんが私はお気に入りだから。

 結局ほとんど後輩くんの仕事の愚痴を聞いて終わってしまって、彼も気にして「ヤンマーさん、すみません、僕ばっかり話して。ヤンマーさんなんか話したいことなかったですか?」って別れ際に言ってくれたけど、私ももう疲れ果てて何話していいかわからなかったから「うん、でも〇〇くんの話聞いてたら私の悩みたいしたことないなって思ったよw」っていうので精いっぱいだった。

 あー。もっと色気のある話するべきだったよね。恋愛経験のなさが如実に表れてるー!

 でもまた次仕事が落ち着いたらご飯行こうねって言えたし、また次会えると思う。たぶん前より誘いやすくなったかも。

 でもまさかこんな偶然あると思わなかった。神様っているんだって思った。え、もしかしてこれって運命?笑

 来月絶対連絡するぞ!って意気込んでたけどまさかこんなすぐに会えるとは。私が珍しく真面目に頑張ってたから神様がご褒美くれたのかな?本当にここ数週間会いたい、会いたいってずーっとお祈りしてて、夢にでも出てくるくらいだったから。

 いや、本当にこんなことあるの?偶然すぎない?当面の運使い切っちゃったかな?

 とりあえず、神様っているんだなって思いました。

 次回、10月に入ったらまた会えるかも!
 また後輩くんの話で更新できて嬉しい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?