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ワサワサと集まる子どもと変わらんこと

息子と家の前で遊んでいるときに、息子の友達が通りがかって一緒に遊ぶことはよくある。が、昨日は妙にその数が多かった。

近所に住む同級生の双子が挨拶だけしていなくなったかと思ったら、1つ上(3年生)の学童の子が通りがかって一緒に遊び出した。そこに同じく3年生の女の子が現れて、また挨拶だけして通り過ぎていく。

しばらくすると双子の同級生が戻ってきて、一緒に遊び出した。さっきは見なかったおもちゃを色々持っていて、それを見て思い出す。近所の神社でお祭りをやっていることを。

そのおもちゃを使ってしばらく一緒に遊んでいたら、さっき素通りした女の子も戻ってきた。手には水飴とフライドポテト。

2年生、3年生にもなると、子どもだけでお祭りにも行くようになるんだと考えながらつつも、家の前で遊ぶにはちょっとうるさいかもしれず、どうしたものかと悩んでいたら、子どもたちだけで話を始め、公園に行くことになった。男たちはキックボードで走り去り、残った女の子たちを引き連れて自分も公園に行く。

公園に行くと、男たちはそこで遊んていた幼児と一緒に遊んでいる。他にも同じ学校の3年生(女の子)が2人いたようで、なにやら話をしている。息子の友達とは多少縁が遠いようで、一緒に遊ぶ気配はない。

しばらくすると幼児たちはいなくなり、多少落ち着くかと思ったらワサワサと子どもたちが現れる。みんな見た顔で、5人はいる。祭りとは言え、すごいな。

結局そのまま17時まで遊び、そこで解散した。

・・・

帰り際に軽くお祭りに寄ると他にも見た顔の子どもたちが何人かいる。時間も遅くなってきたので今度は親もいる。実に地元に密着した良い祭りだ。

神社は小さく、屋台はおそらく10に満たない。このくらいの規模だと、遠方から来るような人はおらず、地元の人だけになる。どの屋台の前にも人はいるが、行列ができるほどではなく、買ったものを食べるテーブルにも多少のゆとりがある。

バランスが取れている。なかなかこんなちょうど良い祭りはない。人が溢れると成立しないし、人が少な過ぎてもやはり開催できないものだ。偶然でしかないが、こんな祭りが近所であるなんて、息子も自分も運がいい。

しかし、ワサワサと増える子どもたちの相手をするのは大変だが、絡んでくる子どもたちはまあかわいいし、こんな感じで子どもが集まることが、今の時代にもあることにちょっとホッとしてしまった。遊び方も鬼ごっこ(こおり鬼)とかチャンバラとかだし。

今日は子ども神輿があるはずなんだが、雨が少し心配だな。

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