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ひとりひとりが日本を代表している

你好!上海ヨーコです。

上海に住んでいたとき、私は中国人から「家では寿司や天ぷらを食べているの?」「日本人のお母さんはみんなキャラ弁を作れるの?」と行った類の、ネットの情報や、ステレオタイプに基づいた質問をよく受けました。

これとは別に「〇〇な日本人がいた。日本人はみんなこうなの?」といった、経験ベースの質問も受けました。実際に日本人を見たり、日本人とコミュニケーショを持ったことのある人からの質問です。

例えば、「酔っ払って、ネクタイを頭に巻いて、お姉ちゃんと肩組んでる日本人をよく見るけど、日本人はみんなあんな風なの?」というようなものです。他にも、ここには書けないような、同じ日本人として恥ずかしい話をたくさん聞きました。

「外国だから、はめをはずしていい」と勘違いしている人がいるようですが、これは全く逆だと思います。外国だからこそ、日本にいるとき以上に自分の振る舞いや言動に注意しなければなりません。外国の人はあなたを日本の代表として見ています。あなたからよい印象を受ければ、日本人はいい人だ、となるし、逆に悪い印象を持てば、日本人は悪い人だ、変な人だ、となるのです。

私自身、日本人のブランドイメージを傷つけないよう、気をつけて行動していたつもりではありますが、反省すべき点も多々あったと思っています。

訪日外国人が増え続けている日本においても、同じことが言えると思います。地下鉄の中で、道路で、お店やレストランの中で、あなたはその言動を見られているのです。ひとりひとりが日本を代表しているのです。日本が好きで、日本に興味を持って訪問してくれている海外の人たちに、もっと日本を好きになってもらいたいと思いませんか。

私は、もっともっとたくさんの海外の人に日本のことを好きになってほしい。そして、わたしたちひとりひとりの力で、もっともっと日本のファンを増やすことができると信じています。

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