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私が中国語を好きな理由

約7年半前、夫の上海赴任をキッカケに勉強を始めた中国語。ピンイン(日本語で言うフリガナみたいなもの)を習い始めたあの日からずっと、今でも変わらず中国語の勉強は楽しいです。私はどうしてこんなに中国語が好きなのだろうと考えてみました。

理由その1:難しいから!中国語はとても難しい言語です。勉強しても、勉強しても、まだまだ知らないことがたっくさん。死ぬまで勉強し続けても、マスターできる日が来るとは思えないほど中国語は難しい。だからこそ楽しくて勉強のしがいがあるし、これから先もずっと勉強し続けていきたいと思えます。

理由その2:私の性格に合っている!私は中国語を話している時、とても生き生きとしています。英語を話す時には、自分の性格を英語モードに調節する必要がありますが、中国語の時には、調節不要!むしろ、こっちの方がナチュラルな私という感じで楽しく話すことができます。ちなみに中国語を話す時の卓球の福原愛選手も、とても生き生きとしていて自然でステキです。

理由その3:日本語との間に共通点と、異なる点がたくさんある!漢字は遥か昔に中国から日本に伝わって来た文字。音読みは中国語の発音が元になっていると言いますが、正直全然違う音の方が多いです。「開=kai(中国語)、kai(日本語)」のように全く同じ音の漢字もありますが、「病(bing(中国語)、byou(日本語)」や「所=suo(中国語)、sho(日本語)」のように、本当に中国語の発音からこの音になったの?というものの方がむしろ多いです。また「愛人」は中国語では配偶者や恋人のことを言いますが、日本語では全く違う意味です。このように、中国語を勉強していると、たくさんの発見があり、とても楽しいのです。

理由その4:主語を省かないせいか、意見を述べやすい!日本語は特に会話において「わたし」「あなた」などの主語を省略しますが、中国語では絶対に主語は必要です。英語も同様ですが、主語を省略しない言語においてはっきりと意見を述べやすいように感じます。中国やアメリカでは日本よりも意見を求められる機会が多いように感じます。「你觉得怎么样?= あなたはどう思いますか?」と聞かれ「我觉得○○○○ = 私は○○○○と思う」と主語から始まると、自ずと自分の意見をはっきりと述べるようになります。

理由その5:芸術的に美しい!日本語も美しい言語ですが、日本語の美しさを形で表すなら丸。丸みのあるやわらかな表現が日本語の美しさであるのに対し、中国語の美しさは四角で表すことができると思います。漢字を2文字や4文字の偶数でピシッときれいに組み合わせることにより、たくさんの意味をギュッと凝縮して表すことのできる美しさと言ったらまさに芸術的!

いろいろ考えて書きましたが、最大の理由は楽しいから!の一言につきます。楽しいからモチベーションの管理など、考えたこともありません。毎日歯を磨くように、お風呂にはいるように、私は中国語を勉強しています。私は中国語が大好きです!

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