土方巽 1960 しずかな家 II - 午前の部

≪舞踏とキャバレー:貴重な証人たちが語る知られざる歴史の詳細≫

【午前の部】

日時:2016年4月2日(土)
 午前10時〜12時(10:45開場)
会場:野毛地区センター会議室(横浜市中区野毛町3-160-4)
 JR 桜木町駅徒歩5分 京急線・日ノ出町駅徒歩5分

司会:武藤大祐(舞踊批評家) 
話者:大野慶人、小林嵯峨、田野日出子、川本裕子(東雲舞踏)

土方巽の弟子たちが、金塗りでキャバレー廻りをしていたことはよく知られています。
しかし土方が7軒とも8軒とも言われるキャバレーを自ら経営していた事実は余り知られていません。
土方の店では何が行われていたのか?
キャバレーと舞台公演はどんな関係にあったのか?
こうしたことを証言していただく会を企画しました。

最初の舞踏作品と呼ばれる「禁色」に出演し、土方と共にキャバレー廻りを経験した大野慶人、「白桃房」で活躍した小林嵯峨、土方夫妻と交流があり、「将軍」の二代目振り付け家となった田野日出子、土方舞踏の若き後継者で「将軍」を経験した最後の世代・川本裕子という顔ぶれでお届けしました。今後二度と実現しない顔ぶれだと思われます。

▲当日の音声を12枚の静止画と共に公開いたします。

この日、会場で配付したレジュメの追訂版をアップしました。
土方巽とキャバレーの関わりを具体的に記述した文字資料は、寡聞にして知りません。おそらくこのレジュメが現時点でもっとも詳しい資料だと思われます。

現在までに10人くらいの方からお話を聞きましたが、あと15人程度の方から聞き取りをしなければならないでしょう。

もしかしたら文中、細かい部分で誤りがあるかも知れませんが、今後精度を上げていきたいと思います。

舞踏とキャバレー:土方巽と六本木「将軍」を中心に.pdf - Docs.com : https://docs.com/dambala-tell-kaz/2499


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?