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【怖い話】憎しみの数字

あなたには嫌いな数字があるだろうか。

それは、4とか9ではないだろうか。

あるいは13。

不吉な数字と呼ばれるものは往々にして嫌われる傾向にあるだろう。

そんな私も明確に嫌っている数字がある。

それは別に4でも9でも13でもない。

そもそも私は4も9も13も「名前を出してはならないその数字」を嫌悪するようになってからというものの、「憎しみなんて別に取るに足らないもの」だと思い知らされた。

本当の憎悪を知ったのだ。

私はいっそ、「その数字」の無い世界でいきたい。

それぐらい、私は「その数字」を憎んでいる。

その数字こそが「2」である。

ああ、名前を出してしまった。

なぜ嫌いか?

その理由も聞いたら必ず納得するだろう。

そして恐れおののき、私のことを「よく頑張っている」と讃えるに違いないだろう。

そう、私は「この数字への恐ろしい程の憎悪」を誰にも言わず、ひた隠しにしてきた。

とんでもない重荷を悟られぬまま、生きてきた。

誰にも認められぬまま、粛々と、日々に組み込まれた歯車のように、ただひたすら、「普通の人」のフリをして。

話を戻す。

なぜ私がこんなにも「2」を嫌い憎んでいるかという話だ。

その理由は――――



パソコンの2のキーが2つともぶっ飛んでいるのである。


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恐ろしいだろう。

怖くて怖くて泣いてしまった者がいないか心配だ。

おっと、頼むから「グロテスクな表現」による通報は勘弁してほしい。

私だってこんな事実を人に聞かせたくなんてなかった。

だが、もうバレてしまったからには仕方がない。

私は今、2が必要になる場面で「に」と打って凌いでいる。

驚いただろう!

超ダサいだろう!!!

今、私は人生で最も恥ずかしい思いをしている。

っていうか多少めんどくさいが、これで結構凌げてしまっていると思っている自分もだいぶ恥ずかしい。


だが、以来、Excelが天敵になった。

「数字しか打てないフォーム」に憎悪を抱くでようになった。

PC画面上にマウス操作で使えるキーボードの存在を知った。

それを出すことも操作することもクソみたいに面倒なことも知った。

ついでに時々シフトキー+2で出てくるやつ(忘れた)が出ないことにイライラさせられることもある。本当に時々なのでシフトキー+2が何なのかも思い出せない。

とにかく私は、2のせいで、知らなくていい地獄をたくさん思い知らされた。

私は自分の快適なPCライフを奪った2を心から憎んでいる。


だがそれは、私にとってはたまたま「2」だったが

もしかすると、それはあなたにとっての「3」だったり「:」だったりはたまた「A」とか「S」とかだったりするかもしれない。


もうお分かりだろう。

修理を出せば済むのだ。

っていうか外付けテンキーを買えば解決する話である。

…………いんだよ

お金ないんだよ!!!!!!!!!!!!


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最近こういう事業やってます。


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