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『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』と『ライ麦畑でつかまえて』

2002年放送の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』「笑い男事件」が再編集され3日間の限定公開だそうです。作中の「笑い男」事件が2024年2月3日の出来事だったことから公開になったようです。

粋な計らいに感謝です。ありがとうございます。

20年前に見た懐かしい作品です。当時の私ははネットに詳しくないので、夫の解説無しでは見れませんでした。

少しは分かるようになったのは歳を重ねたからでしょうか。内容もほとんど忘れていたのでとても新鮮です。今も昔も早く電脳化したいという気持ちは変わっていませんでした。

またこの作品を作成した日本人の創造性を尊敬しています。全世界に通じる創造の世界はマリオやワンピースと同じだと思います。

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劇中まさかの「ライ麦畑でつかまえて」の本がありました。当時の記憶はありません。おそらくタイトルだけを知っている未読の作品なので、するっと流れていったシーンでしょう。


25章からの引用が出てきます。英文購読のテキストで1年近く取り組んでいますが、まだ17章をノロノロ訳しています。読んでないからピンとこない。早く訳して理解したいです。もう1度見返してメモします。

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タチコマが「アルジャーノンに花束」を読んでいました。私も持っていた旧版の表紙です。「ライ麦」もですが、紛れもない名作です。

初期化されるとゼロになるロボットが、この本を読む意味が深い、深すぎる。知能を持つがゆえの哀しいの感情です。後半のタチコマたちの活躍は涙が滲みました。

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ハンチングを逆に被るのは、主人公ホールディンのスタイルのオマージュです。

「ライ麦」を最後まで読んでいたら、この作品をまた違う感情で見ることがでたと思います。もっと早く読んでおけばよかったと後悔ばかりです。

しかしながら限定公開は2月3日までです。

あと何回見れるか分かりませんが、繰り返して見てみようと思います。


「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、「ライ麦畑でつかまえて」、「アルジャーノンに花束を」これらは時間を経ても色褪せない名作です。

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