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有機農業技術講習会(BLOF理論)最終回

【2024年2月25日(日) 】
BLOF理論について学ぶ
有機農業技術講習会
(KOBEオーガニック推進協議会にて開催)
第4回目(最終回)について振り返ってみた。


今日のテーマは
「太陽熱養生処理」。

太陽熱養生処理とは、
フカフカな土にする
技術の1つ。

もう少し詳しくいうと、
太陽熱養生処理とは、
土の中に、堆肥や肥料、水、
有用微生物 (納豆菌、 酵母菌など)
を入れ、
土に透明マルチを被せ、
太陽熱の力を借りて、
土の中の深くまで発酵させる技術。


太陽熱養生処理のねらいは、
土の団粒化
→土の中の空気と水分が最適化
→根の張りが良くなる
→栄養吸収が良くなり高品質になる


本来、
土の団粒化には、
多くの時間を要する。
太陽熱養生処理を活用すれば、
それが比較的短期間で達成できる。
とても魅力的な技術だ。


その実践方法は、
まず、土の中に、
堆肥や肥料、水、
有用微生物 (納豆菌、 酵母菌など)
を入れ込む。

そして、
土に透明マルチを被せる。

その後、
太陽熱によって発酵をすすめる。
土の表面から5cmくらい
の日中最高温度を測り、
累計温度が900℃になるまで
放置しておく。
(日中最高温度が60℃
であれば15日)

作業が終わったら、
透明マルチをはがして、
種まきや植え付けを行う。


有用微生物
(納豆菌、 酵母菌など)
活用のハードルが高いよう
に感じるが、
市販の納豆や、
ドライイーストで、
簡単に培養できてしまうとのこと。


少しハードルが高いが、
土つくりの根幹となる
物理性の改善を目指せる。

私も、今年、
初めての太陽熱養生処理に
是非ともチャレンジしてみたい!


今回、全4回からなる
講習会を受講して、
本当に素晴らしい学びをいただいた。

この学びに感謝して、
また明日から、
皆さまに喜んでいただける
お野菜つくりを目指していきたい。

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